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誰と一緒になっても、どこへ行っても

お盆休みが始まって、昨日はさっそく夫と美術館デートをした。

私が見たかった絵を覚えていてくれたのだ。

ミュシャ展で繊細な線画と大胆で印象的な女性の心をグッと掴むデザインを堪能して、終始ウットリした。

そして、私の好きなヴィーガンカフェで食事をし、ちょっと久しぶりのデートらしいデートができて、とても満たされた時間だった。


夫も私も、外を歩く時は必ず手を繋ぐし、家でもキス&ハグは当たり前で「愛してるよ」という言葉もしょっちゅう言う。

すごく仲が良い夫婦ではあるけれど、お互いの存在が当たり前のように感じてしまうこともある。

お互いがお互いのためにしていることに鈍感になって、感謝しているつもりで、本当に心から感謝するってことが慣れから自然とできなくなるんだ。


夫はあまり変化を好まない性格だから、私といることにそれほど倦怠感を感じないらしいが、私は割と変化を好む性格だから、同じ毎日の繰り返しが続くと頭の中が空想・夢想の世界に出かけて行って、現実に不足感を感じやすくなってしまう。

そんなとき、どうしても相手の悪いところを上げて、自分が変わらないのを夫のせいにしてしまいたくなる、私の悪い癖が浮上する。


でも、本当に悪いというか、工夫をしなければならないのは、私の考え方と行動であって、夫のせいではないのだよね。

してくれないことに目が行って、してくれていることへの感謝が薄れていることが問題。

そして、制限はあっても、その制限の中で楽しむクリエイティビティを発揮しない自分自身に倦怠感を感じていた、それが問題だったんだ。


これは誰と付き合っても、どこへ旅しても同じことだということを知っている。

人は完璧ではないから、必ずいい所も悪い所もあって、どんなにお金を持っている人でも、何かしら足りない所があるし、どんなにお金のない人でも、何かしらいい所がある。

それを「どう感じるか」、自分自身の捉え方が自分を幸せにも不幸にもするんだ。


だから、私の問題は私の心の中にあって、与えられた制限の中でどれだけ楽しめるか、どれだけ彼を新鮮な目で見て感謝できるか、そんなゲームをもっと工夫をしてやっていきたいと思う。

制限があるというのは悪いことではない。

制限があるからこそ、クリエイティビティは発揮されるのではないだろうか。

ダラダラやっていられる訳ではないからこそ、気持ちにメリハリができて、計画も立てやすいし、あるものを大切にする感情も湧く。


二人の生活を楽しむ、そして、私はもっと今に感謝できる。

私はもっとクリエイティブになれるはず。

そう信じて今は目の前の生活を充実させよう。

幸いお盆休みで時間がたっぷりあるし、二人の生活を見直すいい時間だね。



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