ゆるい学長のマレーシア放浪旅 Q&A

ここでは、今回のマレーシア旅についてよく聞かれそうな質問をQ&A形式でまとめてみました。

〜 旅の目的・旅程など 〜

Q. なぜ行き先をマレーシアにしたの?
A. 自分が将来的に長期滞在したい国の条件をすべて満たしていたのがマレーシアでした。下見を兼ねて行ってみました。あとは想定していた予算内の旅費で行ける国だったからです。もっとお金があれば他の国(フィジー、パラオ)に行きたかったのですが、旅費が高かったので今回は断念しました。

Q. 今回の旅程は?
A. 
6/19 (水) 深夜 飛行機で羽田 → クアラルンプール へ
6/20 (木) 早朝 クアラルンプール到着、国内線で コタキナバル へ
6/20〜22 コタキナバルの安宿に3泊
6/23 (日)  コタキナバル出発 → クアラルンプールの民泊へ移動
6/23〜24 クアラルンプールの民泊に2泊
6/25 (火) 午後 クアラルンプール出発 → 同日深夜、羽田に帰国

Q. 今回の旅で決めていた自分なりの旅ルールは?
A.
・荷物はリュックサック1個のみ(飛行機に荷物を預けない)
・ローカルフードを食べて過ごす
・現地で日本食は食べない
・1週間1万円以内で過ごす(飛行機代・宿代は含まず)
・入場料の高い観光地には行かず、現地で生活するように旅をする


〜現地の印象・現地事情〜

Q. 滞在した都市に関する印象は?
A. (コタキナバル)
 ・わりと落ち着いた地方都市
 ・自然が豊か
 ・海鮮料理が身近にある
 ・中国と韓国からの観光客が超多い
 ・日本人をあまり見かけない

 (クアラルンプール)
 ・車がものすごく多い
 ・インド系や中東系の人が多い
 ・建設中のコンドミニアムがいっぱい

Q. 現地の人々の印象は?
A. (コタキナバル)
 ・のんびりしている人が多い
 ・ズバリ、すべてがゆるい(笑)
 ・ゆっくり話す人が多く、訛っていても英語が聞き取りやすい
 ・思ったより客引きがウザくない

 (クアラルンプール)
 ・いい意味で他人に無関心

 (共通)
 ・外国人慣れしてる
 ・ゆる〜く働いてる(仕事中に居眠り、スマホいじり、音楽聞きならが接客など普通にやってる)
 ・会計時にこちらがお金を出すのに手こずっても「早くしろ!」というような無言の圧を一切かけてこない。「ゆっくりでいいよ〜。その間に同僚とお喋りしてるから準備できたら声かけてね〜」って感じ。
 ・相手の言葉が聞き取れず、何回か繰り返し聞いてもあまり嫌な顔をされない。

Q. 現地の物価はどんな感じだった?
A. 「マレーシアの物価は日本の3分の1」説は、ローカルものには当てはまると思いました。輸入品に関しては日本と変わらないものも。ここでは代表的な項目だけ載せて、他の詳しい物価情報は別途note記事にまとめて公開したいと思います。

 (食費)
ローカル外食食: 1食180〜300円くらいでしっかり食べれる。500〜600円くらい出せば食べ過ぎた感があるかも。

日本食:日本食は現地で食べなかったので値札をチラ見した印象だと、およそローカル食の2倍くらいの値段だったかも。サービス税がかかる日本食レストランだと日本とほぼ変わらないかもしれません。

ミネラルウォーター500ml
 約26〜30円(現地メーカーもの、スーパーで購入)
 約50〜70円(現地メーカーもの、コンビニで購入)
 約60〜80円(エビアンなどの海外ブランド)

現地ファミリーマートのおにぎり100〜150円くらい。日本とほぼ変わりなし。

 (交通費)
・クアラルンプール地下鉄1駅:約26〜30円
・クアラルンプール地下鉄4-5駅、10分乗車:約50〜60円
・クアラルンプール市内の電車移動なら、高くても片道100円以内に収まりそう。


Q. 現地では英語が通じる?
A. 通じます。ただし、一度だけ通じないことがありました。
クアラルンプール中央駅の券売機でトラブった時、マレー系のおばあちゃんに「どうしたの?」という雰囲気でマレー語で話かけられて何を言われているのか理解できず " Do you speak English ? "と聞いても英語が全く通じませんでした。外国人とは接点が少ない年配者だと英語が通じにくいようです。ただ、年配者でもコタキナバルで観光客相手の仕事をしているおじいちゃん達には英語が通じました。

Q. ローカルフードは口に合う味だった?
A. はい、ほとんどのものが口に合いました。鶏肉料理、南国のフルーツ、紅茶など、私が好きな類の食べ物・飲み物が安くたくさん食べれて天国でした!お米も、ヨーロッパで食べた長粒種の米より美味しかったです。


〜 現地体験エピソード・珍事件 〜

Q. 滞在した宿泊場所はどんなところだった?
A.
(コタキナバル)
 ・1泊2,000円(諸税込)の格安ホテル
 ・清潔感や設備に問題あり
 ・でも、ベッドの寝心地だけは最高だった!
 ・この値段で個室だし大きいベッドが2つもあったから文句言えないわ...

  (クアラルンプール)
 ・1泊1,290円(諸税込)でAirbnbの民泊滞在
 ・部屋が広すぎる新しいコンドミニアム
 ・プールとジム付きで富裕層が住んでそうな建物でビビった(笑)
 ・ホストはマレーシアの大学院に留学中のクルド人青年
 ・毎日ホストの友人(多国籍)が訪問してきて出会いが多く楽しかった
 ・ただ、トイレの使い方で文化が違うので戸惑った

Q. 現地の人から「日本人だ」とすぐバレた?
A. いや、むしろ中国人と間違われた(苦笑)
 ・バス券売り場の人から中国語の観光ガイドマップを渡された
 ・スーパーの店員から「ニーハオ」と挨拶された
 ・Grab Carの運転手から「中国人?それとも韓国人?」と訊かれた
 ・中国人観光客からいきなり中国語で道を尋ねられた

ざっとこんなことがありました。まさか、欧米圏だけではなくアジア圏の国でも中国人と間違われたのは意外でしたね。
ただ、唯一、上記とは別所で捕まえたGrab Carの運転手のおじちゃんには「日本人?君の名前は、日本の名前だよね?目つきが日本人だもん」と言われた件もありました。「日本人=お金持ってる」というイメージで寄ってこられるのも嫌なので、むしろ日本人だと即座にバレなくてよかったのかもしれません。

Q. 旅中の珍事件は?
A. どちらも飛行機内にて。
 ・行きの機内で、CAさんからだと間違われた(笑)
 ・帰りの機内で、日本語ワードをたくさん知ってるインドネシア人の子ども(5才くらい?)から「日本語の〇〇はインドネシア語で××と言うんだよ〜」というレクチャーを延々と受けていた(笑)


〜 体調・健康面について〜

Q. 海外旅行して時差ボケにならなかった?
A. 時差ボケの問題は皆無でした。マレーシアと日本の時差はたったの1時間だけです。1時間の差なら、昼夜逆転することはありません。たぶん、日本との時差±3時間以内くらいまでなら時差ボケの心配はないのでは?と思います。

Q. 旅中、健康管理で意識したことは?
A.
・飛行機の離着陸時に耳栓をする(気圧対策)
・飛行機の中と宿で寝る時はマスク着用
・食欲のない時は無理して食べない
・冷たい飲み物を飲みすぎない
・夜更かしをせずガッツリ寝る
・食事の前にはウェットティッシュで手を拭く
・喉が乾く前に少しずつ水分補給

Q. 滞在中、水が合わなくてお腹は壊した?
A. 滞在中に2回、お腹がゆるくなりました。強い腹痛はなく、幸い重症化しませんでしたが。水道水は一切飲まなかったので、それが原因ではないと思います。慣れない環境にいるストレスか、調子に乗って辛いものをたくさん食べたからか、原因は特定できません。日本にいてもストレスや辛いもの要因でしばしばお腹を壊すので、マレーシアにいたから特別そうなったわけでもないと思います。


〜 旅のトラブル・不便だったこと〜

Q. 旅中に遭遇したトラブルは?
A. 
 ・コタキナバルの格安宿で、Booking.comのセールで予約して事前に通知されていた金額と、チェックインで実際に請求された金額が違くて揉めた。

 ・クアラルンプール中央駅で電車の切符を買おうとしたところ、お札を使えない券売機に間違ってお札を投入してしまった。それに気付いて切符の購入を確定する前にキャンセルボタンを押したものの、すでに入れてしまったお札は返ってこなかった。駅員さんを呼ぼうとしたが、近くに駅員さんが誰もいなかった。

 ・民泊のコンドミニアムの構造が複雑&敷地が広すぎて、敷地内で迷った。

Q. 治安が悪そうな場所はあった?
A.
クアラルンプールのチャイナタウンに雰囲気の悪そうな閑散とした通りや、露店が密集していてスリがたくさんいそうな狭い通りがあったような気がします。コタキナバルでは特に気になる場所はありませんでしたが、夜になると、車が走っている大通りから脇道に入った通りに人気がなくなって雰囲気が悪くなる感じがしました。

Q. 詐欺にあった?
A. いいえ、外務省のHPや現地に詳しい旅ブログなんかで伝えられているような詐欺には遭遇しませんでした。ただ、コタキナバルの格安宿でBooking.com割引ではない通常料金で請求されたのは詐欺の一種だったのだろうか?という疑問は多少あります。

Q. 旅中、身の危険を感じたことはあった?
A.
一度だけありました。人間ではなく、に対してです。コタキナバル滞在中に訪問した国立大学の敷地内で、放し飼いの犬2匹を見かけました。その犬たちは、ランニングしている学生が犬のそばに接近しても何もせず人慣れしているようでしたが、それでもこちらに襲ってこないか心配でした。街中では一切犬を見かけなかったし、イスラム教徒が多い国で犬が放し飼いになっていたのが意外すぎてかなり焦りました (^^; 

Q. 旅をしていて特に不便だと感じたことは?
A. 
 
・公共のトイレが有料
 ・公共のトイレの便器が濡れてて座りづらい
 ・車が止まってくれないので、タイミングよく通りを横切るのが難しい


〜 旅の総括など 〜

Q. 旅から戻ってきて強くなれたかい?
A. 蒸し暑さ
空腹には強くなったと思います。今回の旅では1日1〜2食程度で過ごしていたのですが、1日3食たべなくても生きていける実感が得られました。あとは精神的に成長も......できたかな? ← 疑問符(笑)

Q. 旅の途中で寂しくなった瞬間はあった?
A.
ありました。私は基本お気楽な1人旅が好きなので寂しくないと思っていたのですが、コタキナバルのチキンライス店で2〜3人前くらいの大量の食事を注文してしまって食べきれなかった時は「仲の良いニー株メンバーでこれらをつついて食べたら楽しいだろうなあ〜」と思いました。どこの飲食店に行っても私のように1人旅をしている人よりも複数人でワイワイ楽しそうにご飯を食べている人がほとんどで、ちょっと寂しくなりましたね。でも、クアラルンプールの民泊でホストの友人とたくさん知り合ってからは全然寂しくありませんでした。


Q. 久しぶりに日本語を聞いて感じたことは?
A.
日本への帰国便の機内にて、夫婦喧嘩が日本語で何を言っているか聞こえてしまった時は一気に気持ちが萎えました・・・(泣) それならば私が全然知らない言語でやられたほうがまだマシ!!、と思ってしまいマシタ・・・

Q. 日本に帰国して真っ先に食べたくなったものは?
A. 特になし・・・
 むしろ、何も食べたくありませんでした。マレーシア滞在中は甘くも辛くも刺激的な美味しい食事を堪能したので、日本に帰国するころには胃腸が疲れている感があり、帰国して1日くらいは何も食べませんでした。

Q. 日本から持っていってよかったものは?
A. 海外旅行の必需品(セキュリティーポーチ、変換プラグなど)以外で書き並べてみます。

 ・ポケットの少ないリュックサック
 ・ポケットにチャックがあるズボン
 ・スマホカバーに取り付けるハンドストラップ
 ・水に流せるウェットティッシュ
 ・水に流せるポケットティッシュ
 ・使い捨ての紙スリッパ
 ・胃腸薬、下痢止め

Q. 逆に、日本から持ってきたけど不要だったものは?
A. 
 財布:チャック付きズボンを履いていたので、そこに最小限の現金だけ入れておけば大丈夫でした。防犯のためにも、財布は持たなくてよかったかもしれません。

 ・上着(複数):「AirAsia機内は冷房がききすぎて寒すぎる」という話を事前に聞いていたので、防寒対策として羽織れる折りたたみ上着を複数もっていきました。が、結局上着は1枚で事足りました。そんなに機内は寒く感じませんでした。

Q. 日本出発前にやっておけばよかったことは?
A.
今回の旅で遭遇した格安宿での金銭トラブルを回避するために、以下のことをやっておくべきだと思いました。

 ・宿代請求書の現地語版を用意する
 ・そもそも、事前にカード決済できる宿を選ぶ
 ・トラブルの際に必要な英会話表現を調べて復習する
 ・野良犬や放し飼いの犬に遭遇したときの対処法を学んでおく

Q. 今回の旅で得られたものは何かあった?
A. 
 
・日本の外に低コストで生きていける拠点を見つけた
 ・海外ノマドを目指すモチベーションup
 ・バンコクの案内人 → Airbnb民泊で知り合い意気投合
 ・新たな目標ができた!!
  『海外ノマド生活を実現したら、今回のAirbnb民泊みたいに地元の人や多国籍の人が集まるところを泊まり歩いて「いろんな国の労働環境」について話を聞いてそれをブログ記事にしたりYouTube動画で配信したい!

Q. 今後、行ってみたい国は?
A.
海外拠点さがしの続編として、東南アジアの他の国にも行きたいです。
  今回クアラルンプールの民泊でバンコクに住んでいるタイ人の女の子と出会い意気投合し「連絡くれたらバンコクを案内するよ!」という流れになりました。あまり遠くならないうちにタイに行けたらなあ...と思っています。タイ以外だと、海外ノマドの人が推していたフィリピンインドネシアのバリ島なんかも見てみたいです。

 東南アジア以外なら太平洋のフィジーパラオも未だに諦めきれませんが、こちらは旅費が高くつくので金銭的に余裕ができるまではお預けになりそうです。あとは過去に一度訪問した台湾にも再訪したいです。今度は中国語を覚えた上で。他にも日本パスポートへのビザなし入国条件がゆるい南米の国にも下見に行きたいですが、今はあまり現実的ではなさそうです。



〜 以上、海外1人旅を初めてクリアできた時の所感を備忘録としてまとめてみました。2025年問題が現実となる前までに日本の非居住者になることを目標にこれから日々諸々行動していきます。 〜


by ゆるい学長



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