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里帰り出産のため妻の実家に6ヶ月暮らした話⑦最終回 育休取得と里帰り終了まで

前回からまた筆が進まず、結構経ってしまった。今回は育休終了と里帰り終了までの話。今回でこのシリーズは最終回にしようと思う。

6週間育休取得

僕の育休は息子が生まれて2週間後の9月半ばから10月末までの6週間取ることにした。6週間とした理由は、2021年当時の育休制度では、生後8週間以内であればもう一度育休が取れるということでもう一回取ることも見込んでこのようにした。

実際もう一度育休取ることはしなかったから結果的にはもう少し長くしても良かったかもしれないけど、もう一度取れるという安心感もあったので精神的には良かったかなと思う。
※改正された育休制度だと細かく取れるらしい。

里帰りの延長を決める

里帰りの予定は育休が終わる10月末(息子生後2ヶ月)で終了する予定だったけど、前回の記事にも書いた通り妻の体調を考えると、厳しいと判断し、2021年の12月末までにすることにした。

育休中の生活

育休中の生活はとにかく育児に費やしていたと思う。1年以上経ったからかもしれないけど、正直大変すぎてちゃんと覚えていない笑

育休前は、「育休中にスキルアップしました!」とか日記WOMANにあるようなことができるといいなと思っていたけど、そんな余裕は全くなかった。

とにかく夜泣きが大変で妻と義母と僕の3人でローテしながら寝かしつけをした。夜中全然寝れないので9時過ぎに起きるのがデフォになっていたと思う。(それでも僕が一番寝ていたと思う。)

こんな感じで大変だったけど、それでも育児にじっくり向き合えたし、ゆっくりとした時間が過ごせて貴重な時間だったと思う。育休終了の2週間くらい前から仕事復帰が憂鬱過ぎたのはしっかり覚えている。

里帰りしたまま仕事復帰

2021年11月に里帰りしたまま、完全リモートで仕事復帰。6週間の育休を終えたけど、復帰した最初の週はいろいろ手続きがあって大変だった。前述した育休を細切れで取れる制度になったけど、実際は引き継ぎとか手続きとかでなかなか難しいかもなあって思う。

復帰後はやっぱり仕事に苦戦

育休復帰後も同僚や上司は快く迎えてくれたし、社外の人もおかえりなさいと言ってくれてとても嬉しかった。引き継いだ仕事を再度自分でやるためにいろいろ状況を聞いて、さあまた働くぞ!と思ったけど、なかなかうまくいかなかった。

ほんの1ヶ月半前は完全に自分が担当していたのに、その間に何があったとか細かいことについて行けず、結局自分1人で仕事が出来ず、同僚や上司に頼らないといけなかった。

以前は自分でできたことがうまくいかなくなり、しかも復帰後も子育てを優先して基本的に残業もしないと決めていたので思うようなパフォーマンスが出せなくなった。復帰して仕事自体はそこまで大変ではなかったけど、そのギャップや苛立ちが一番大変だったことだと思う。

里帰り終了

この状態はしばらく続いた。ようやく復帰して慣れたなと思ったのが復帰して2ヶ月経った2021年12月末。年末年始の休みを利用して家族で神奈川に戻ることにした。

こうして2021年7月〜12月の6ヶ月間の義実家里帰りが終わった。行く前はまさかこんなに長くなるとは思わなかった。

戻る時も行きと同じようにクロネコヤマトの単身パックを使って荷物をいろいろ運んだ。当たり前だが行きよりかなり荷物も増えて荷造りもかなり大変だった。

そして2022年1月1日に横浜に戻り、里帰り終了。戻ってからの荷解きもかなり大変で自分の両親にも手伝ってもらったけど、いろいろ整理するのに5日ほどかかった。

里帰り終了〜現在

6ヶ月の里帰りが終了して、2022年1月から妻、息子、僕の家族3人での生活が始まった。この時の息子は生後4ヶ月。まだまだ夜泣きもあり大変だったけど、ヘルパー制度や一時預かり制度などを利用したり僕の両親に頼ったりして、なんとか乗り切った。

そして2022年9月、息子が1歳になり運良く希望の保育園に入れたので、妻も仕事復帰することになった。現在は共働きをしながらなんとかやっている。

まとめ

ここまで、7回に渡って里帰り出産のためにリモートワークをしながら妻の実家で半年過ごしたという経験を書いてきた。(筆が進まなくて完成するのに1年以上かかってしまった)

率直な感想としては、この半年間はいろいろ大変なこともあったけど本当に楽しかった。妻の出身地のことがよく分かったし、本当に第2の故郷となって好きになった。元々仲は良かったけど義両親との関係もより深まった。

育休に関しては出産直後の大変な時期に子育てに時間を費やせた。それ以上にワーカホリック気味だった自分の働き方について見直すことができたことや仕事復帰の大変さ(もちろん妻ほど大変ではないけど)について考えるきっかけになったと思う。

このようなことができたのも自分がリモートワークできたこと、義実家が受け入れてくれたこと、僕の両親が里帰り中に定期的に家の管理をしてくれたことなどいろいろな条件が重なってできたことであり、本当に感謝したいと思う。

正直妊娠がわかった直後はこんなことができると思っていなかった。それでも、里帰りをしたいと思ってから、妻と一緒に計画して実行したという経験はとても自信になった。

これからも新しいことをやるときにも、最初から無理と思わずに一緒にいろいろ考えていきたいと思う。

おわりに

前回の記事から1ヶ月以上しばらく書けていなかったけど、今日一気に書いてなんとか2022年内に終わることができた。(校閲してないけどまあいいか)
全体としては結構な大作となってしまったが、せっかくなのでマガジンにしてまとめておこうと思う。

2023年はもう少しライトな内容でたくさん記事が書けるようにしたいと思う。

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