見出し画像

テレワーク導入を阻む壁

そもそも、日本式の勤務形態のままでのテレワーク導入は難しい。

まずは、企業の勤務形態にフレックス制度が導入できるかどうかが判断基準になるだろう。

コアタイムが9時から5時なんて言う会社では到底テレワークは浸透しない。

時間的拘束をかけたままテレワークを導入すると、本来の「時間」と「場所」にとらわれない働き方の意味がなくなり、社員は休息や休日も取れなくなるような状況に追い込まれ、休職や離職者が急増していくだろう。

テレワークの導入は急務であるが、ただ単に今まで社内でやっていた業務を持ち帰って、勤務時間もそのままに作業しろという方がムリがある。

先ずトップの方々は、「細かい時間」の制約を取り払って、社員の自主性を信じてみる。

日本人はそこまでサボらない。

社員は自分の「時間」を管理し、与えられた仕事に対し真摯に向き合って
休息や休日も仕事として取る事を忘れずに。

また、体調不良の場合には、早急にその旨を上司に報告して、全体の仕事の支障にならないよう務める。
これは、出社時でも在宅ワーク時でも同じである。

テレワークの導入はどの企業でも急務であるが、一気に導入すると混乱を招く。

まずは社員の半分ずつでも在宅ワーク、もしくは隔日出社にし、同時にフレックス制度も導入して、安全安心な社員管理を行なってほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?