テレワークスペース(コワークスペース)の有用性
品川駅の成田エクスプレス車両をテレワークスペースに活用する実証実験が始まるらしい。
鉄道好きには魅力的であり、また今後の空いている停車車両の活用としても良いとは思う。
ただし、停車している列車の場合、そこまで移動して利用するため、本来のテレワークの意味合いが薄まってしまいそうだ。
テレワークスペースや、コワークスペース等は都内に結構増えている。
ビジネスホテルなども参入して一日中利用できる施設もある。
カラオケボックスやネットカフェなども、テレワークスペースをアピールしている。
街中にこれほどテレワークスペースがあるにも関わらず、なぜテレワークが浸透しないのか?
一言で言ってしまえば「企業としてはテレワークさせたくない」のだろう。
未だに出社して仕事することが美徳であるし、協調して効率よく仕事をしている…様に見える。
その様に見えると人は安心する。
みんなと一緒、仲間の輪からはみ出していない…と。
雇う方も、雇われる方も、コロナが落ち着いている今こそ、テレワークのあり方、なぜテレワークできないのか、以前行ったテレワークの問題点など、話し合ってほしい。
「ウチはムリ」の一言で片付けないで真摯にテレワークに向き合っていただきたい。
街中にいくらテレワーク環境が整っても、企業のテレワークに対する考え方がもっと柔軟にならない限り、勿体ない気がする。
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