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たくさん泣いたけど、「強く・しなやか・たくましく」成長できた2021年

今年は、「自分の人生を最も真剣に考えた年」でした。

まず、お正月に「時田ひさ子」さんの本がきっかけで、自分がHSS型HSPであることを自覚しました。最初はHSP気質という人達がいて、その人たちは「生きづらい」と感じている。


「どんなふうに生きづらいのだろう?」と興味があっただけで、完全に他人事で読み始めました。すると、あまりにも自分に当てはまることばかりで、生まれてから今日までの自分の行動が、1冊の本で説明されてしまった驚きと恐さを感じました。

そして、「自分の人生なのに、自分の事を自分で決められていなかった」という衝撃で、3日間、読んでは泣いての繰り返しで2021年が始まりました。

それから、私は昨年の2020年5月に膝の靱帯再建術を受けています。コロナの影響で、リハビリになるような外出がままならず、膝が思うように回復しませんでした。

今までは意識せずにできていたことが、急に出来なくなる不便さ、「もしかしたら手術をしない方が良かったのかもしれない。」という考えが浮かんだ時には、かなりストレスを感じました。

また、ひざの手術をすると、しばらくの間は通勤ができなくなってしまうので、仕事の仕方を変える必要がありましたし、以前から「いつかは自分のお城を持ってみたい!」という気持ちもあったので、「起業」を目指していました。

「会社がいつなくなるか、わからない」世の中で、「自分の力で生きて行く力」を身につけようと、必死に取り組みました。起業準備を始める前から、うっすら感じてはいましたが、やはり、私はいわゆる「商売」には向いていなかったようです。

このように、2021年は、私にとって「人生最大の試練の年」となりました。気分が晴れている日が少なかったので、子供達にも、とても不安な気持ちにさせてしまったと思います。

でも、年末になって、この1年を振り返ってみると、「人生の残り半分」を「自分らしく生きる」ためには、どうしても必要で、価値ある期間だったと感じています。

もし、「自分がひざの手術をしなかったら?」「起業を目指さなかったら?」こんなに辛い思いはしなかったはずです。かといって、「この2つをやらなければ良かったか?」と自分に問うと、それは「No」です。

1年間、大変な思いはしましたが、もしこの経験がなかったら、「なんとなく生かされているから、生きている」感覚から、抜けられなかったと思います。

「誰かが決めたルールに従って」生活し、「本当の自分」を感じることなく、「永遠に幸せ探しの旅」に出たまま、帰って来られなくなってしまったかもしれません。

今年1年は、今までの3倍の濃度で生きた感覚です。120%の力を出して頑張ったからこそ、うまくいかなかったときの悔しさは、ハンパなかったですし、頭が痛くなるくらい、多くのことを考え、たくさんの方に出会い、数えきれない程のことを学びました。

凹んだり、倒れてしまった時の「自分なりの回復の方法」。人に助けを求めても良いこと、むしろ、求めることの大切さも覚えました。SNSなどの、様々なツールを使えるようになってきました。

「自分を認めること」も、本当に大切です。自分を信じられなければ、見通しをつけて、先に進むことは絶対にできなくなってしまうからです。だから、3人の子供を育てながら、アルバイトで起業準備資金を貯めて、前進する姿勢を崩さなかった自分を、まずは認めてあげることにしました。

今年は40年余りの「自分の人生を棚卸」した年。だいぶ整理がついてきました。感覚的には、新しい畑を作り始めて、土づくりが少し上手にできるようになってきたくらいでしょうか。

そして、種をまいた場所を見て、「これ、もしかすると発芽したかも?」と見極めている所です。今年は、ずいぶん自分を痛めつけてしまいました。来年からは、発芽した芽を自分だと思って、傷めないように、大切に育てていきたいと思います。

長文お付き合いくださいまして、ありがとうございました。


≪追記≫
私は自分をHSS型HSPだと認識して、一時は落ち込みました。でも、HSPであっても、そうでなくても、「幸せに生きたい!」という気持ちに変わりはありません。

それは、「病気や気質に打ち勝つ」という感覚ではなく、自分の心の声をよく聞いて、心が違うと言えば(壁が自分の目の前に立ちはだかったら)、違う他の方法を探せば良いのだと思うようになりました

これは、起業を目指している間に、身についた考え方です。これは、起業だけではなく、どんな仕事でも、勉強でも、スポーツでも人生でも、共通の考え方だと思っています。

ゴールに到達するまでの方法は、複数ありますし、自分一人で見つけられなかったら、誰かに聞いてみると良いと思います。自分にとっては、絶対に解決できないと思える問題でも、他の人にとっては、大した問題ではなかったり、違う方向から見ると解決することも多々あります。

なので、「自分は〇〇だから…。」と、落ち込んだり、諦めないでください。必ず解決する方法があるはずです。




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毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。