専業主婦はナイ！ナイ！ナイ！

世の中にはいろいろな考えの人がいます。
それは異議ありません。

「専業主婦」になりたい人もたくさんいるし、
私のように「専業主婦」から逃げ出したいのに
逃げられなくて、苦しんでいる人もたくさんいる。

「専業主婦」で一括りにはできないので、
少なくとも、私の話。

なぜ私がそんなに「専業主婦」から逃げ出したいのか。

専業主婦は、形あるものも、ないものも含めて、
「何にも持てない」から。

生活するお金は、夫が頑張って働いてくれているので、
生きていくのには困りません。

でも、子供が小さいうちは、まともに働けないから、
自分の自由になるお金はありません。
のんびりできる時間もありません。

家を建てても、安定した収入がなければ、
共同名義にさせてもらえません。

働いていないから、当然、肩書もない。社会的地位もない。

人生いつ何が起きるかわかりません。

もしも、夫とうまくいかなくなったら、
私は「生きていくために必要なものすべて」を失います。

専業主婦の立場ってこういうものです。

だから、今の私が持っているものは、

「身一つ」です。

これで、どうやって「自己肯定感」を保てというのか…。

「もしも〇〇してしまったら…。」
と起こる可能性が低いことを考えて、
落ち込んでも仕方がありません。病むだけです。

でもね、自分の身に起こりうる不幸を予測して、
それが起きないように、どう対処していくかは、
真剣に考えなければなりません。

今は何も持っていないから、
これ以上失うものは何もありません。
だからこそ、思い切ったことができることも事実。

これがふとした瞬間、私の心に襲い掛かる恐怖です。