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おうちごはんは「無意識の愛情表現」
「おうちごはん」の仕事をするようになり、たくさんの方から、食事の支度のお悩みを伺います。
男女問わず、多いお悩みの一つに、「自分ひとりの為」だけに、食事の支度をしようとすると、「適当でいいや…。」と思ってしまう。というものがあります。
逆に、家族と一緒に住んでいると、お料理の上手下手に関わらず「もっと美味しい食事を作って、家族に喜んでもらいたい!」という思いが、ほぼ無意識のうちに働くものなのですね。
先日のTwitterでの「卵焼き」に関するアンケートやnote記事でも、ママさん頂いたコメントを読むと、家族の為においしい卵焼きを作ろうと、とても頑張られているのだなと、とても感じました。
私自身も「家庭料理」を仕事にしようと思って、15年間毎日、食事の支度をしてきた訳ではありません。私自身もほとんど「無意識」で、家族が…
病気に負けないように。
元気でいられるように。
背が伸びるように。
食事が楽しい時間になるように。
「おいしい!」の笑顔を見ると嬉しくて…etc.
毎日家族の為に食事を作ってきました。
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意識の強さに個人差はあるかもしれませんが、「もっと美味しいごはんを食べさせてあげたいな。」と、「無意識」ででも思っていると、「美味しくごはんを作る為の情報」が集まるようになってきます。
スマホや雑誌を読んでいても、買い物をしていても、勝手にお料理の方へと意識が向いていきます。そして、興味のある食材や調理法に出会うと、実際に試したくなるのです。
このように、毎日頑張っている母ですが、母はもちろん人間です。日によって、塩気が濃すぎたり、薄すぎたり。ちょっと焦がしてしまうことも、形が崩れてしまうこともあります。
もし、このようなことが理由で「食べたくない。」って言われてしまうと、母は結構ガッカリするものなのです。家族に食べてもらえず、残ってしまったおかずを、家で1人、お昼に食べている時は、ドヨーンとします。
「おうちごはん」をコンビニやスーパーで売っている商品のように、みんな同じ形で、同じ味がするものを作ることは不可能です。
子供が勉強や習い事を頑張ったら、パパやママに褒めてもらいたいように、ママも「おいしかったよ。」の一言で、どれほどのやる気が湧いてくることか。
家族の為に、愛情込めて作っているので、失敗してしまっても、大目に見てくださいね!
毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。