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150円のパスタランチ

カバー画像の写真は、今日の私のお昼です。

主婦のお昼は、残り物になりがちなので、自分が「残飯処理係」だと感じてしまうと、主婦のモチベーションも自己肯定感も急降下します。

なので、ちょっと面倒な洗い物が増えたとしても、たまには自分の為に綺麗に盛り付けたお昼ご飯を心掛けたいものです。ちょっとだけでも優雅な気分になれますから(笑)

さて、こちらはカバー画像と同じ写真なのですが、このランチをお店で食べるとしたら、代金をいくらまでお支払い頂けますか?

お店の内装や立地条件によりますが、多分600円~1000円位は出して頂けるのではないかな?と思います。

実は、このパスタランチの原価を計算すると、149円で作れるのです!!
(※税・調味料・光熱費は除きます。)

計算したものがこちら↓↓↓

「やけにハムが少ないなぁ」とか、今日は細かいことは気にしないでくださいね。ざっくりとでお願いします(笑)

ちなみに、スパゲッティの具は、長男のお弁当のホットサラダの残りです。朝茹でた野菜をオリーブオイルを使ってパスタとあえて、調味しただけです。

それから、ヨーグルトも、お皿に入れて、フルグラを乗せただけです。袋の切り方が雑とか、つっこまないでくださいね(笑)

しつこいようですが、残り物にちょっと工夫を加えて、コーヒーをつけたらこうなる訳です。

ちょっと怖くないですか?外食するの止めようって思いませんか?

「原価だけで考える」とこうなるんです。なので、私を含めて食品卸の仕事をしたことがある人は、レストランで食事をすることが馬鹿馬鹿らしく感じてしまうのです。

お店で出される食事の価格には、食品の原価の上に

人件費+光熱費+家賃+広告費などなどが上乗せされて、あの価格になるのです。

ここで終わってしまうと、外食産業の方に怒られてしまいそうなので、弁解しておきますね(笑)外食には「おうちごはん」では味わえないサービス部分が付加価値として料金に含まれます。

それは景色かもしれませんし、テーブルウェアかもしれません。店主のお話かもしれませんし、一般人にはできないワザかもしれません。

私自身も家で飲めば数十円で済むコーヒーを、わざわざ喫茶店へ飲みに行くことが良くあります。

それは、コーヒーを「飲むこと以外の目的」があるから喫茶店へ行くのです。なんとなく家よりくつろげる。アイディアが思い浮かびやすい。非日常を味わいたい。もっと美味しいコーヒーが飲みたい。外出したいとかです。

なので、一概に「おうちで安くご飯を作りましょう!!」と主張したいのではありません。

今月は出費が多いから「おうちごはん」を増やそう。とか、今月はイライラしがちだから外食を増やそうとか、その人の都合に合わせて、賢く「内と外」を使い分けるのが良いと私は思っています。

もし「おうちごはん」を上手に作れるスキルを持っていれば、「外食メニューをおうちで食べる」という「選択肢」が増えるのです。お財布にやさしく、食費が浮いたら、家族でお出かけしたり、楽しいことにお金を回すことができます

例えば、国産焼き鳥を1000円分買ったとします。多分、5-6本位しか買えません。でも鶏もも肉を1000円分(2-3枚分)買って、おうちで調理したらどうでしょう?家族全員で食べられる量になります。美味しいものでお腹いっぱいになれたら、心がほくほくします。

メニューによりますが、おうちで作れば、外食の2倍以上の量のお料理が食べられるはずです。

「おうちごはん」は「食べる時」にも幸せを感じられますが、「工夫して作る」ことでも、人の心や暮らしを豊かにしてくれます。

※2022年3月11日に一度投稿した記事ですが、誤って削除してしまったため、再投稿しております。

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毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。