【マンUファンの主張】テンハーグでは未来がない&失態を繰り返すフロント陣
テンハーグは基盤がなさすぎる
ポール（マンUファン）：俺はテンハーグは解任してほしいね。
とっさん（インテルファン）：ポールは前々から結構擁護する方やと思う。1シーズンは絶対見たいとか、もう1シーズン見たいみたいなこと言うやん。それでも堪忍袋の緒が切れるんだったらそうなんだろうなって感じするね。
ポール：まあ今シーズンはケガ人はプレミアのなかでもトップクラスの多かったと思うんやけど。後半戦は特に最終ラインね。
とっさん：確かに後ろは多かった。ベストメンバー揃いました？ って感じやったね。
ポール：リサンドロ・マルティネスも長く離脱してたし、マラシアも見てない。ヴァラン、マグワイヤー、ショーも安定せず。
とっさん：半分コーチみたいな役割で入れたエバンズが出てたよな。あと俺はシーズン前の予想でマンUをトップ4に入れてないんですよ。その理由はヴェグホルストを出してホイルンド入れる、ザビッツァー出してマウント獲るとか、選手の入れ替えが多くて上積みできてないところが補強の問題やったかなと思って。それができていれば、もうちょっと上に行けたかなと思うんやけど。だから、チームの作り方みたいなところだと思うよ。
ポール：たしかにそれも原因だと思う。ただ、じゃあテンハーグに責任はないのかっていうと、そんなことはないと思うんよね。
例えばスパーズだって、監督は1年目のポステコグルーで、怪我人も結構出た。けどポステコグルーのやり方があるから、まあまあ持ち直して5位フィニッシュ。さすがポステコグルーですよ。
テンハーグにはそれがない。もう選手が抜けたら抜けた分だけあかんわけやんか。それじゃ苦しいよね、それで8位フィニッシュされてちゃ困りますよっていうところなんですよ。だからちょっとテンハーグじゃ未来がないかなと思っちゃうのね。
とっさん：ごめんな。俺が反省すべきは、テンハーグがマンUの監督に就任したときに、アヤックスのサッカーは、「いやー、もう繋ぐよ」みたいなことポールに言ったやん。反省してる今。全然繋がないなと思って。全然始まらんね（笑）
ポール：始まらんねーって言って、もう2年経ったで（笑）。就任して半年じゃないで。
とっさん：あまりに基盤がなさすぎるってことですよね。
ポール：そうやな。
とっさん：アンチロッティって自由にやらせるとかって言ってるけど、5レーンは守らせてるとか、そういうのは見て取れるんよ。テンハーグはそれが全く見て取れないよね。
ポール：そうやね。ほんまにアヤックスで監督やってた？
とっさん：やってたよ笑
ポール：どうやってＣＬベスト４までいったん？
とっさん：ベスト4まで行った時は割と、放り込んで中央集中サッカーみたいな感じだった。ゼロトップがタディッチで。
ポール：あの時も結局タレントか。
とっさん：まあフレンキーの個の力かもしれんけど笑。でもフレンキーだけでは、あんなに上手くいかないと思うから。センターバックはデリフトやし。別に繋げるタイプでもないやん。
ポール：エバンズよりええやろ。
とっさん：まあまあ確かに笑。
フロント陣のやり方はズルい
ポール：これで11年かな、ファーガソンが去って。何回同じこと繰り返すねん。新監督就任して1年目はまあまあ、2年目でおいっ、て。俺は何回これを見せられてんねん。
とっさん：確かにそのパターン多いな。
ポール：それしかやってない。チームとしてやり方がズルいんですよ。監督を変えることで、就任したところだから結果が出るまで我慢してねって言っておいて、2、3年経ったら結果出せずに解任。また新監督迎えて結果出るまで待ってね、の繰り返し。それで俺みたいに、新監督は2年くらいは見ようと思ってるファンを我慢させようとしてる。
とっさん：気づいたら11年やからね。
ポール：で、もうひとつ今シーズンズルいのは、そのフロントが変わったよね。新オーナーになって今から大きく変えようとしてると。それでまた何年我慢せなあかんねんって話になってくるんですよ。今からフロントが整って監督、選手を取ってくるという流れになってくる。その体制が整うまで数年は我慢しろって言ってくるのよ。
とっさん：なるほどな、確かに。それで言うと、例えばインテルだとマロッタさんが来て最初に招聘したのスパレッティやったかな？ まあ1シーズンでダメで、そのあと結局コンテが来るまでダメだった。
だからそれを考えてもやっぱりフロントが変わってもすぐ効果出るわけではない。その時の監督の空き状況とかもあると思うし、その監督に合う選手を獲ってこれるかみたいな条件もあると思うから。やっぱり何シーズンか見たほうがいいよっていうのは、ある程度正当性はあるように聞こえる意見よね。
ポール：そうなんよ、その意見を振りかざしてくる。
ユナイテッドらしさは一旦やめるべき
とっさん：フロントが変わるので、この話しませんか？ 今まで俺の印象は、マンチェスターユナイテッドはマンチェスターユナイテッドらしさを大切にするあまり、ファーガソンがつくったきたような、全方位型のチームをつくろうとしてきた。
それをやってきたのがスールシャールでありモウリーニョだった。ラングニックとかイレギュラーはあったけど、テンハーグもそれっぽいことをやろうとしてた印象がある。
その路線をもうやめるべきか、やめないべきか。もうマンUらしさじゃ勝てないし、ファーガソンらしさでも勝てないよっていうことを認めて変わらないといけない時期かもしれないなぁと思うんですよ。
もしくは、それでもって言ってマンUらしさを続けて、いずれ花が咲くと信じてやるか。それで言うとポールはどっちのほうがいいですか？
ポール：もう変えないといけないでしょうね。ファーガソンのとき、あのやり方で勝ってたのは、今のマドリーみたいに「勝つチーム」だったからだと思うんですよ。だからタレントも寄ってきてた。
とっさん：寄ってきたで言うとルーニーとかテベスとかかな。
ポール：そこにプラスしてファーガソンの力で勝ってたけど、もう今はそんなチームではないんよ。11年勝ってないわけやから。だから今までのやり方では無理なんよ。1回勝つチームにしないといけないんですよ。
とっさん：まあそういうことになってくるよね。だから今噂されている、いい監督を1回連れてきて、基盤作って、その後マンUらしさ復活みたいな。
ポール：うん。
とっさん：あーなるほど。それは面白いかもね。じゃあまず一旦勝つチームを作ろうと。あの、マッケナ監督やっけ。イプスウィッチの？
ポール：はいはい、2部からプレミアに昇格してくるね。
とっさん：今すごくいろんなチームの噂になってるけど、もともとマンUのコーチよねあの人。
ポール：モウリーニョとスールシャールの時にコーチやったね。
とっさん：だからその辺の人だったらマンUのことわかってるし面白いかなと思ったりする。
ポール：ありかもしれんね。マッケナはイプスウィッチを去年3部から2部に昇格させて、今年に2部から1部に昇格させた人やからね。
とっさん：すごいね。
ポール：だいぶやり手なんだろうなと思う。だからもう一気にそういう抜擢もありかもしれん、ここまで来ると。
このnoteはポッドキャストの内容を抜粋し、テキスト化して編集したものです。よければ、ポッドキャストも聞いてください！
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