佐伯 敦子さん(さるっちゃまん)
いらっしゃいませ。「自己紹介BAR」へようこそ!
私は店長兼フォトバーテンダーのマサと申します。
本日の特別ゲストは、ユニークなヴィーガン料理の店を経営されている佐伯 敦子さんです。どうぞ、ゆっくりとお楽しみください。
どうしてお猿さんの格好をしているのですか?
🐵なんの話ですか?
(聞いちゃダメだったか・・・)お店の話を聞かせてください。
🐵もちろんです。
そもそも飲食店を始めたきっかけは何だったのですか?
約18年前に出産を経験したのですが、当然出ると思っていた母乳が出なくてびっくりしました。何故出ないのか、どうしたら出るようになるのか、必死で調べていくうちに、食べ物の大切さに意識が向きました。
それがきっかけで食に関することに関心が高まり、2012年に駒込で自然食の店をオープンし、現在は奥浅草でヴィーガン料理のお店を経営しています。
奥浅草ですか、良い場所ですね。おひとりでやっているのですか?
はい、ワンオペで運営している完全予約制の小さな飲食店です。
こじんまりとした空間で、一人一人のお客様に寄り添ったサービスを心がけています。このスタイルが、より質の高いサービスと食体験を提供する上で重要だと考えています。
予約制を採用することで、料理の準備がピンポイントで行えるため、食材の無駄が少なくなります。
お店のコンセプトやお仕事の内容について教えてください。
最初のお店をオープンした際は、食のことを伝えたいというストイックな気持ちが強く、食事提供だけでなく、食に関するイベントやセミナーを随時開催していました。
現在は、「美味しいって幸せだし元気になるね!」というくらい砕けた気持ちで、毎日素材やお客様と向き合っています。変わらないのは、「人にも環境にも優しい素材は一番美味しい」という考え方ですね。
お店を開いてからの変化について聞かせてください。
飲食店を始めて12年が経ちましたが、10年超えたあたりからやっと料理を楽しめるようになりました。
現在は器や空間を含め、トータルで充実した食の時間を提供したいと思っています。
なるほど。将来の計画について何かありますか?
料理が好きにはなりましたが、実は使っている食材を販売することが本来やりたいことで、数年以内に浅草かっぱ橋のど真ん中で自然食品店をオープンさせたいと思っています。
お酒も大好きなので、販売している食材で作る絶品おつまみを楽しめる角打ちコーナーも設けたいですね(笑)。
それは楽しみです。最後に何か一言お願いします。
ヴィーガンというと、まだ偏ったイメージを持っている方が多いですが、「イタリアン」「フレンチ」「和食」と同じように「野菜料理」が一つのカテゴリとして広まってほしいですね。
野菜だけでも十分酒のアテになることを日本人の常連さんたちが証明してくれています。常連客の9割以上がヴィーガンでないお客様ですから。
あと、愛してやまないビールのCMに出るのが夢なんです。誰かツテがあったらよろしくお願いします!(笑)
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