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AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA-03)合格体験記(2022.10)

先日AWS認定試験ソリューションアーキテクトアソシエイト試験(Solutions Architect(Associate))を受けてものすごくギリギリで合格しました。なのでこの記事ではこれから受ける方に向けてどんな試験内容なのか、どんな対策を行ったのかをご紹介します。

筆者のスペック

AWS利用3年ほどの、ほぼクラウドサービスの運用と開発を担当するエンジニアです。開発でたまにAWS使っていますが、最近よく使うのはEC2、S3、Lambda、CloudFormation、CloudWatch、ECS、ECRなど偏りまくりで、VPCやELB、ElastiCasheやWAF、CloudFrontなんかはほぼ触りません。しかし開発中にRoute53とCloudFront、Cognito、Kinesisなどは経験があるのでなんとなくわかるかなくらいです。ちなみに勉強はとっても苦手です。

AWS認定ソリューションアーキテクト(Solutions Architect associate)試験とは

概要については公式ページ、試験範囲については試験ガイドをご確認ください。AWS認定の試験は2022年10月時点で11種類ありますが、ソリューションアーキテクトアソシエイト試験はその中でも中級者向けにカテゴライズされる試験です。1年程度のAWSサービス利用程度の知識が必要とされていますが、しっかりと対策をとれるのであればAWS初心者でも勉強次第で取得可能なレベルとされています。しかし試験範囲がほかのアソシエイト試験と比べると広いため、AWSサービスの全体像をしっかりと把握する必要があります。

試験対策でしたこと

Udemyの受講

とりあえず基本的なサービスは使ったことがあったのですが、クラウドプラクティショナーを反省して模擬試験を解くだけではなく全体的なおさらいを含めて下記を購入しました。

【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

主だったAWSサービスををしっかりと解説してくれるため、知っているところは知識の反復ができ、あいまいなところは改めて理解することができました。もちろんこれだけでは足りないので、やはりドキュメント類もしっかり見て自分の弱点と知らないところをしっかりと定着させておくことが重要だと思いました。

【C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

模擬試験は、実際どんな感じで出るのかというつかみ程度で受けるのがいいと思います。「なぜこれではないのか」、「これがどうして正解なのか」などしっかり一問ずつ頭に構成を思い浮かべられて、各サービスの概要を理解・回答できないと、これだけ受けてなんとなく合格しても本番で落ちてしまいますので注意しましょう。

CloudTechの受講

CloudTech

Udemyだけだと問題に偏りがあるんじゃないかと心配で無料分のみ受講させていただきました。無料でも200問解くことができ、Udemyの模擬試験ではなかった分野も含まれているので受けてよかったと思います。お金に余裕のある方は有料会員になると800問解けるので、心配であればそれを受けてもいいと思います。

やってもよかったかもな対策

あまり時間がなかったので筆者は受けませんでしたが、ほかの方の体験記を見ていると下記で勉強される方もいらっしゃるので、色々な出題方法で勉強されたい方は受けてもいいかもしれません。

AWSの模擬試験
Ping-t

試験を受けてみての感想

前回のクラウドプラクティショナーでも記載しましたが、各サービスの細かいところが聞かれるという印象です。

やはりシステムの可用性の辺りは多く、リージョン or AZはいくつ必要?どっちに展開?みたいな問題もあったので混乱しないように対策が必要です。あまり使ったことのないElastiCacheやRedshiftに関してはUdemyやCloudTechで覚えたのに全く出なくて残念ですが、業務で何かしら使う機会があればいいなと思っております。

とにかく試験対策としてサービスの概要を覚えることは大切ですが、試験ではそれっぽい用語とかたくさん出ますので、試験対策としてUdemyや公式の模擬試験などをやって覚えてOK!ではなく、やはりホワイトペーパーなどを確認してシレっと書いてあるオプションだったり機能だったり、ほかのサービスと混同しそうなところを区別できるようにしておくことが必要だと思いました。

さらに日本語が難解で「何言ってるのか分からない」な問題があったり、「こんな構成ホントにあるの?」みたいなのも出ますので、やはり慎重に問題を解読してから回答し、超自信があっても見直しをすることをお勧めします。

まとめ

試験はランダムなので何が出るのか分かりません。しかもソリューションアーキテクトは範囲が広いため事前準備なしでは簡単には受からないと思いますので、出題範囲をしっかりと確認して対策をしてから試験に挑みましょう。