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アルザス地方のお店でお買い物。

物産展やアンテナショップが大好きです。
パリではあまり見かけません。それよりも様々な国の食材店はよく見かけます。それはそれで良いものです。

先日、知り合いのお婆さん、マドゥが自分の出身地であるアルザス地方の食材を扱うお店を教えてくれたので早速行ってきました。

中心の赤い矢印の地方がパリがある地域、イル・デ・フランス。
右の青い矢印が指すのがアルザス地方。パリから東、ドイツとの国境際にある地域。そのおかげで戦時中はドイツ領になったり、フランス領になったりとマドゥは数回ほど国籍が変わったらしいです。軍人さんが家や学校に来て「明日からフランスだ、ドイツだ」と伝えるらしいのです。当時はとても大変だったそうです。マドゥは現在92歳です。

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アルザス地方には1度行った事があるものの、期待したほどのガストロノミー経験をせずに帰路。
現地で得られなかった美味しさを求めて、そちらのお店へ行ってきました。

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建物が工事中で足場ができていたため、ひきの写真が撮れませんでしたが、こちら《シュミット》です。ちょっと汚れていますが、元は可愛い配色のお店です。
左下のおじさん、若干怖いですがこちらの店のマスコットの様です。

包み紙にもいました。

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おそらく店名のシュミットさん、もしくは典型的なアルザス地方の男性だと思うのですが、ちょっと怖いです…。



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この地方の有名なパン?ケーキ?クグロフです。現地で食べてとても美味しかったです。今回は買いませんでしたが、次回は挑戦します。(絶対に)

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これは加工肉


そしてソーセージ

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矢印の2点を購入。
左の矢印のソーセージを切って焼きました。

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ジョンダーマスという燻製のソーセジで、牛と豚を合わせたもの。燻製良い感じに効いていて非常に美味。これはリピート間違いなし。



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そしてもう一つの矢印のソーセージは外せないアルザス地方の名産、ザワークラウト(発酵キャベツ)と肩ロースのハムと一緒に温めていただきました。ザワークラウトの発酵からくる酸味とソーセージやハムとの相性が最高でした。



デザートも忘れずに。
シュトローデル。パイの中にりんご、レーズン、シナモン等が入っています。こちらは生地の湿気が多すぎるのと、厚みがあり過ぎてちょっと残念。味もはっきりせず。

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この可愛いのはリンツァタルト
パン・デ・エピス(沢山のスパイスと蜂蜜を使ったアルザス地方のパン)の生地を使い、ラズベリーのジャムを全体に配しております。
こちら、非常に甘くなっておりまして、一口で1日の糖分を摂取できる程の甘さでした。見た目の可愛さに反して、パンチが凄いです。

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総括して、加工肉、ザワークラウトは想像の上をいく美味しさでしたがデザートに関しては糖分の使いすぎ傾向にあり、お勧めはしません。
次回は甘いものは買わずに、お食事系に絞ってお買い物したいと思います。


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