これまでとこれから

 初めまして。大学4年生のゆりと(yurito)と言います。このnoteは何かを誰かに伝えるためのものではなく、「自分の趣味を見つける」「自分の考えの備忘録を作る」為の、自分のためだけのnoteにするつもりです。でも、この文章が誰かに何かの影響を与えられるかもしれないという考えや、誰かが見ていると思う方が続けやすいという考えから、このように世に晒すような形で進めたいと思います。

 今回はタイトル通り、私とこれまでについて、私のこれからについて記していきます。

 私という人間について語るなら「空っぽな人間」という表現がぴったりだろう。私は昔から人付き合いが苦手な人間だった。高校までは大した友達もできず、ほとんどの人とは卒業式以来会っていない。人はどのような時に仲良くなるのかを考えたとき、小説や映画のワンシーンを想像しながら出した答えは「価値観の一致」だった。この答えが真かどうかは知らないが、もしそうなら私に友達がいないのはきっと当然のことなのだろう。私は、人に見せられるような大層な価値観など何一つ持ち合わせていないからだ。
 私には趣味が無い。好きなアーティストも、好きなスポーツも、好きな映画も、好きなスイーツも、好きな野球チームも、好きな俳優も、好きなアイドルも、好きなファッションも無い。部屋にあるのは最低限の家具と、たまたま手に取っただけで共通点の無い小説と、「サイズが合う」以上の感想を持てない衣服だけだ。そして、好きなものなど無い自分には、そんなつまらない自分に対しての嫌悪感だけが唯一の「価値観」なのだ。

 私は、最近になって数少ない友人にこの悩みを打ち明けた。そして、彼(あるいは彼女(私含む登場人物の性別は伏せさせていただく))によると、自分に必要なことは「様々な価値観を知ること」だそうだ。価値観が無いのではなく、価値観を知らないだけだと。だから、最初に始めるべきなのは、様々なものを知り、それらの面白い点、つまらない点を理解することだと。
だから、私は様々な価値観に触れるため、片っ端から「世間的に楽しいとされているもの」に手を出すことに決めた。そして、それらの感想を文章にする(もっと言えばnoteにして投稿する)ことで自分の価値観を整理していくのだ。

 以上が、私の自己紹介及びnoteの趣旨である。人に見せる文章など書いたことが無い故、読みにくい駄文となってしまったかもしれないが、これからも自分のために文章を書き続けたいと思う(もしかしたら「文章を書くことが趣味になる」なんてオチがつくかも)。