見出し画像

学習資源とは 時間的な資源 精神的な資源 あなたの現場には資源はありますか?

こういう時代だからこそ学びが必要だとは思いますが、そのための学習資源を確保していくというのは、ある意味でリーダーの責任です。学ぶためには、時間的な資源と、本人の余裕という精神的な資源が要るのです。つまり時間と気持ちの余裕を生み出すための、仕事のダイエットが、実は必要なことではないかなと思います。そうしないと、学びというのは後回しにされてしまいます。

そしてそのとき、先生方の心理的なハードルを下げることがすごく大事です。

毎年やっているからやるのではなく、なぜこの忙しい時期にやるのかという研修の目的や意義をしっかり共有するというのが一つ。

ただしそれだけでは「管理職が言っているだけだろう」になると思います。ですので、もう一つは「資源」を与える。これは、本気度を示すということですが、そのためには「これをやめます」、あるいは「この優先順位を変えます」と言うと、「ああ、そうか。なるほど。言っているだけではなくて、資源が与えられているのだな」となると思うのです。

校内研修において、おそらく最初の目的や意義の説明とそれに対する資源の配分が一番大事になってくるのではないでしょうか。

あなたたちはなぜこの場にいるのか。これから何を学ぶのか。そしてどこに到達しようとしているのかは、その現場の長がしっかり自分の言葉で話さなければなりません。

大人のための研修の最後の目的は行動変容だと思うのです。

*   *   *   *   *   *

いかがでしたでしょうか。
これは、残念ながら私の言葉ではないです。ある大学の、教育学ではない教授のお話です。

激しく同意するところが多かったこのインタビュー記事。
あの人にこそ読んでほしいって思う人は、きっとこれを読んでいないんだろうなあ。
自分で買ってるくせに。

よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートは、今後の治療費に使わせていただきます(^_^;)