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ポジウィルを申し込むまでに悩んだこと

大金を払ってポジウィルに入会した。約1ヶ月間のサポートを受ける。

受講前の状態


前職退職後、半年が過ぎようとしていて、日中1人で家にいる時間はかなり鬱っぽくなっていた。頭が働かず、意欲がなく、体が重く、子供を送り出した後は虚脱状態。YouTubeをみながらスマホゲームをして気づいたら4時間も過ぎるような日も続いた。ゲームも熱中しているわけでもなく、ただ他に動きたくないから手と目だけ動いているような状態。

これではだめだと思い、興味のある会社のカジュアル面談を申し込んだ。日程が無事に決まったのだが、元気がないことと、自分の転職軸が揺らいでいることを感じていた。カジュアル面談は実質一次面接であると認識していたのでちゃんと対策しようと思った。

そんな時、メルマガが来たのだったか、ポジウィルの案内を見て、思わず体験カウンセリングに申し込んだ。

体験準備

45分間の無料カウンセリング前に、事前に専用ページを案内された。
動画を視聴。今の悩みを整理してカウンセリングに臨んだほうがいいとあったので、スマホにメモを書いたりした。

↓抱えている問題
・生きる意欲がない
・自己肯定感が低い
・失敗を繰り返している
・一番頑張りたいはずのエッセイ執筆にも心が向かわない
・育児が大変だ
・これまで努力は報われてこなかった。きっとまた無理だ
・転職してやりたいことを考えたけど本当にやりたいのか疑問だ
・自分の実績を信じられず、面接で嘘をついているように感じる

無料体験カウンセリング

キャリアコーチというよりは、かなりカウンセリングに近いと感じた。
自己肯定感の低さを相談したところ、過去の話になり、

「その時自己肯定感が高かったら、どう行動していたと思いますか?」

と何度も尋ねられ、涙が出た。

自己肯定感が高かったら、もっと遠慮なく周りに助けを求めただろう。もっと自分をさらけだし、弱みも受け入れて、しかし自分は必ず成功すると信じることができ、成功するために必要な行動をとれただろう。

理想のキャリアを構築するためのステップを紹介してくれたのだが、その土台が自己肯定感らしい。

以前、他に2社のキャリアコーチング体験をしたことがあったが、今は特に元気がない状態だったので、「自己肯定感」と「やりたいことを定める」ことの両方ができそうなポジウィルに好感をもった。

申し込むことへのネガティブな感情


料金は目玉の飛び出るような値段で、かなりためらった。
私はこの年齢で、人様の力を借りなければまだ自信もなければやりたいこともわからないのか。自分は弱いからこのサービスを使うのか。情けない。
でも、もう1人じゃ立てない。

高校生の頃、学校に行けなかったことがある。親にも友達にも心を打ち明けることができず、強い自己否定の中、ずっと家にとじこもっていた。
ひとりで終わりのない真っ暗な洞窟の中にいたような時期。

カウンセリングをしてくれた方にその話をしたところ、
「その時の自分に何をしてあげたいですか?」と聞かれ、私は
「心を打ち明けられる人や、寄り添ってくれる人との出会いをつくってあげたい」と答えた。

申し込みをためらっていると、その方に、
「当時してあげたかったことを、今の自分にしてあげたほうがいいのではないですか?」と聞かれて、ハッとした。

セールストークが含まれることはもちろん理解していて、反射的にそこに反発する自分がいたけど、そういうことを自分にしてあげられる機会なのかもしれないなと思った。

そして申し込んだ

気持ちの落ち込みも強かった私にとって、状況打開の選択肢はいくつかあった。病院で薬だけもらっても転職軸は揺らいだままだろうし、安めのキャリアコーチでは、私の最大の問題である「自己肯定感の低さ」を解決できないだろうと考えた。

自己肯定感を上げることが最大の目的である。

こんなことも一人でできないのか、という思いがあったが、
自分が消えたい思いを抱えている今の状況を重く見た。

私は消えてはいけないのだ。
息子が、みているのだから。
楽しんでいる背中を子供に見せなければならないのだ。
大人になったら楽しいことがたくさんあるんだと、伝えなければいけないのだ。

私はすぐに消えたいと思うタイプだった。学生時代からすぐに何もかもが面倒に感じた。人生は楽しいより大変なことばかり多い。
次に生まれ変わるのなら人間は絶対にごめんである。蚊でよいし、叶うのならば暖かい海の魚になりたい。

しかし消えちゃいたいな、と母が暗い顔をしていたり、本当に消えてしまったら息子のキラキラした瞳は失われるだろう。ひどく悲しむし、将来を悲観してしまうだろう。

とにかく息子のためにがんばるんだと決めて、振り込みボタンを押した。


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