「エッセンシャルワーカーも自由裁量で働く?!」 今日のゆりりん2021.3.6
「エッセンシャルワーカーも自由裁量で働く?!」
今日のゆりりん2021.3.6
コロナはチャンス!
楽しく仕事していますか?
特定社会保険労務士
西垣裕里(ゆりりん)です。
今日は、
1,せんせい!おかげで生きとられるわ~熊野灘・町の診療所の冬日記
[総合] 2021年02月11日 午前10:05 ~ 午前10:55 (50分)
2,河野英太郎著「どうして僕たちは、あんな働き方をしていたんだろう? 古い『仕事のやり方』を変える30の方法」ダイヤモンド社 2020
3,「2021テレワークカンファレンス」
青野慶久サイボウズ株式会社代表取締役:ゲストコメンテーター
2021年3月5日ソフトバンク・SBクラウド主催
<引用・気になったキーワードなど>
1,「365日24時間診療する。割り切っている。でも対応できないときもあるから。そういうときは他院を紹介する。」
2,飲み会よりもおやつ会。仕事とプライベートの統合。仕事は成果で管理する。
3,効果はないかもしれないがやってみようとする社風。困ったときに声をあげるのが自立。みんなバラバラだからこそ理念目的の共有を。時々集まる食堂がいる。
<視聴して読んで考えたゆりりんコメント>
私たちの働き方は今後必ず変わる。
労働力人口の減少のみならず、
かつての高度経済成長期のような
工場労働者をモデルとした働き方は
時代に遅れているからだ。
また当時とは比べ物にならないほど、
IT技術も促進し、
今後もますます発展していく。
私たちの生活はもっと便利になり、
人間にしかできないことが求められていく。
私たちの仕事と生活も
「分離から統合」されていくのではないか。
むしろ統合できる人が
今後活躍できるのではないか。
裁量のある仕事が増えるのではないか。
しかも雇用契約関係であれば、
事業主は、そのノウハウを自社の血肉にできるし、
働く者は、一定収入を得て社会保険に加入できる。
今後の労務管理は、
各自の業務予定と報告に頼ることになるだろう。
そして、テレワーク可能になれば、
全国から人財採用できる。
課題は、
成果の明確化と
テレワークができないエッセンシャルワーカー。
エッセンシャルワーカーは、
一部を除いて低賃金かつハードワークで
しかも社会的地位も低い。
子どもたちが憧れる職業ではないかもしれないが、
社会にとってなくてはならない仕事。
エッセンシャルワーカーではないのに、
テレワークできない理由を並べることは、
変わりたくない理由を並べるのと同じ。
エッセンシャルワーカーであっても、
フレックスタイム制を導入することは可能。
なぜなら、働くための制度であって、
休むための制度ではないから。
エッセンシャルワーカーでも
「今対応できないので他を紹介する。」
というのも熊野の町医者みたいに
ありでは?
(特定社会保険労務士 西垣裕里自己紹介)
私は、
労務管理は、
家屋で言うと基礎部分であると考えます。
違うところは、
相手が感情のある人間であって、
コンクリートではないことです。
基礎部分ですから、
労務管理力は、危機対応力です。
この未曾有のコロナウイルス感染症の
世界的なパンデミックで、
職場での感染やクラスター発生も多いです。
労災請求するときや、
やむを得ず事業縮小せざるを得ない場合の
雇用調整助成金申請の際に、
日頃の労務管理が
きちんとできていると
対応がスムーズです。
ただし、
今後この労務管理は、
「労働時間管理」ではなくなると
考えています。
(もちろん、それ以外にも
入退社管理や社会保険雇用保険資格取得喪失管理
年次有給休暇管理など多々あります。)
仕事とプライベートが統合されていくことで、
「労務で職場と家庭のジェンダー平等を実現」
が可能になると考えるからです。
仕事内容・責任度合い、労働時間長短による
賃金格差や雇用形態差別などはない職場。
働きがいの満足度は、
事業理念の実現のためです。
「職場のジェンダー平等の実現こそ働きがいの証」
です。
女性も男性も仕事も家事もすればいいと思います。
性差ではなく個人差です。
コロナをチャンスに、
働く意欲のある潜在ワーカーの活躍のために、
同一労働同一賃金の実現のために
人事評価制度と
賃金規程を
見直しませんか?
ゆりりん社会保険労務士事務所
SDGs 目標5
「職場のジェンダー平等を実現」
特定社会保険労務士 西垣裕里
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