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中日新聞2023.1.10「働く場創出 手法に賛否 障害者雇用代行業 急増」

中日新聞2023.1.10「働く場創出 手法に賛否 障害者雇用代行業 急増 就労者と貸農園 企業に紹介 全国85か所 愛知は10 本業とは無関係 法定率「買うようなもの」農作業で月給十数万円 障害者も利点」
 

「多様な人が働けるように配慮することは、企業の成長につながる。企業は『障害者雇用はコストではなく成長への投資』と意識を変える必要がある」

(慶応大学中島隆信教授)
 
 

<ゆりりん学び&気づき>



いろいろなビジネスを考えるものだなと
あきれた。
そうね、
だから手法については、反対。
これなら、
就労継続支援事業A型やB型へ
直接発注すればいい。
それを障害者雇用率へ算定できるように
すればいい。

代行業。
そうはいっても当然、
「需要」がないと
ビジネスとしては、成り立たないので、
需要があるのであろう。

企業にとっては、
「イメージアップ」
「障害者雇用調整金」
「障害者雇用報奨金」
であるし、
働く障害者は「経済的自立」。

問題は、
記事にもあるように、
「休憩ばかり」
「イメージアップのために雇用率をお金で買っている」
というもの。
健康で何も問題なく働けるひとにとっては、
休憩が多くて給与がもらえるならいいではないかと
思うかもしれない。
必要とされていることに、
気づいていない証拠。

仕事をする。
結果を出す。
評価される。
認められる。
仲間に入れてもらえる。



というプロセスに無自覚で恵まれているひと。

障害者雇用の問題は、
この記事にある代行業のみでは、ない。

サポートする人材が必要。


任せているといえば聞こえはいいが、
放任しすぎている。

「障害者だから仕事の質はこんなもの。」
これでは、障害者の市民権は得られない。
人権を無視していると同じ。
私は、障害の重さに応じた仕事(役割)を
すればいいと思っている。

「生きているだけで存在価値あり。」


とするひとも必要。
健康で100%働けないと価値はない
とするゼロヒャク思考は、
その人が100%働けなくなったときに脆い。
支援を得ないことが自立ではなく、

「支援があれば何でもできる。」


これが自立。
 
 


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特定社会保険労務士 西垣 裕里
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特定行政書士 西垣裕里
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