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否定か肯定か

自分以外の誰かの意見とか考えとか、もっと言えば単なる趣味とか
それに接した時に否定するってのは割りと簡単だししかも否定の気持ちってのはたいていが自分の正直な気持ちだったりする

それに比べて肯定と言うのはなかなかに難しい
もちろん100%同意するような場合なら簡単に肯定出来るけどそうで無い場合の方が多いからどうしたって肯定しようと思えばある程度自分の気持ちには無理をする事になるし最悪は全く同意してないけどそうせざるを得なくて肯定する事さえある

ある意味、否定は動物的脊髄反応で肯定は人間的思考反応なのかも知れない

そうであるなら人としてなるべく肯定したいとは思う
もちろんどうしても譲れない事も多いし相手によってはこんな奴の言う事など絶対聞いてやるものかとなるような相手もある

なのでどうしても否定の方向に気持ちが動く事が多い
肯定とはつまりは認めること
気に入らないけど否定はしないで認める
そうしたいものだ

この世に争いが絶えない原因もそんなとこにあると思う
気に入らない、あいつは認めない、から始まって最後は俺の言う事を聞け

お互いが譲らなければ争いになる

まあ大きな話はエラい人が考えることなので自分はせめてなるべく相手を認めて肯定したいものだ

肯定したからって従うワケではないのだ
殴られれば殴り返すのはある程度仕方ないけどそうでなければ目くじらを立てる事でもないのだ

どこまで肯定するかってのもなかなかに難しい線引ではあるけど少しでもそれを増やせたらなぁと思う


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