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7RULES(セブンルール)〜5.余白4割〜

小学生〜大学生、大学講師の方などを対象に学びの場づくりを行なっているわたし自身の、大切にしているルール。

今までルールとして意識せずにやってきたけれど、場への在り方をアップデートし続けながら、それでも残っている大事なことをここで敢えて言語化してみようと思います。

(やってみよう!となったキッカケはこちらに)
https://note.com/yuririn_okinawa/n/n3eb5dd8ce4c4


5.余白4割

「こんな化学反応が起こる場にしたいな」
「こんな学びが生まれる場にするぞ!」

そんな意気込みを常に持ちつつも、自分の持てる力を発揮しつつ、そこに参加者がいるからこそ毎回ライブで起こる不確定な部分をyes,andして楽しむ。やりたかったこと、話したかったことを手放すことも少なくありません。

時間や空間の制約条件の中で、必要なのは余白4割。(4割ってのは、わたしの経験でうまくいった時の感覚)
自分自身で組み込んだプログラムを、目の前の相手と双方向でやりとりしながらベストタイミングを模索して、掴んだり、手放したり。“今ここ”に集中しないとできない、このライブ感が好きだなぁ。

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写真:最終的には子どもたちのテンションを見て、その場で一緒につくりあげる。


◆今ここにいる自分を感じる

久しぶりに大勢の前で話すので、なんか今日は緊張気味。昨日冷たいものを食べ過ぎて、お腹の調子が悪い…。快晴で空気が気持ちいので、いつもよりテンションが高い!

毎日わたしの心も移り変わっていて、前に立つ時の気持ちも色が変化する。余白を持つために必要なのは、こころの穏やかさ。じゃあ、こころの穏やかさを保つために必要なことは?

“今ここにいる自分自身の状態”に気づくこと。
いつもわたしを優しい目で見守る時間をつくると、自分の中心に戻ってきて、自信を持ってスタートを切ることができます。

他者との時間をつくる前に、必ず自分自身と対話すること。これは、人前で話すのが苦手な人だけでなく、みんなが活かせることではないかなと!

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◆不確定要素にも挑む

特に学校現場で授業を任せていただく場合、時間や場所、生徒の人数、服装など、いろいろな制約がある。制約って窮屈だよなぁって思う方もいるかもしれないけど、わたしはこの中で何ができるか考えることが好きなので、わりと条件がハッキリしているのは嫌いじゃない。

「条件=確定していること」なので、プログラムを作るときにはある程度参加者の反応や言動を想定することができて、脇道に逸れたり、想定外のことは起きない。
でも…おもしろくなーーーーいーーーー!!!笑

わたしだけじゃなくて、相手がいる場をつくっているからこそ、今ここに何十名、何百名がいることで気づきを得られる、学びを共有できるチャンスがある。それは出来る限り活かしたい!
「この場はみんなで創ってるんだ。そう、あなたもその一員だからね」ってことを体感してもらうことにこだわりたいと思っています。

だから「何が起こるかわからない=不確定要素」になるけれど、参加者から意見を聞く、全員に意思表示をしてもらう機会を入れ込むことはとても大切で。
その声(態度や反応)がどんなものかで、わたしが用意していたボールを後ろに投げて、新しいボールを引っ張り出したり、投げるペースを変化させたり…毎回ドキドキしながら挑戦が尽きません。

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◆自分しか信じられない人に余白は生まれない

教育現場に関わることが多いと、自分が何が与えるものを持っているように錯覚することがある。それは自信を持って伝えたい時に良い働きをすることもあるけど、たいていは自分の考えに固執したり、「今日のプログラム上出来!めっちゃいい学びが作れそうー!」っと、ひとりの視点でしか見てないのに完璧だと思い込んだりしてしまう。

自分のことしか信じてない(ひとりで創ろうとする)時は、なぜか余白が生まれない。こころの状態もそうだし、時間もパツパツになってしまう(なぜだろう)。

いつも余白を持って、自分だけでは創れないことに挑戦することが楽しいのです!

サポートしていただくと、やる気が爆発します!(笑)甘いものを食べながら、言語化頑張りますので、応援してもらえると大喜びです✌︎('ω'✌︎ )