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「付き合う」って、何?〜自分の恋愛観をあえて言語化すると、どんないいことがあるのか①〜

小学生の時から、ずっと大好きな恋バナ。
あの時は「好き」とか「付き合う」とか、すごく曖昧なことに興味を持ったり疑問を持ったりして。それぞれのココロの中にある謎を解明しようと、ちょっとした研究者気分だったのかなぁと振り返って思います(笑)

おとなになると、「曖昧なこと」にあまり首を突っ込まなくなったり、あえて深掘りしない人が増える。恋バナもその一つかな…と。
失礼のないように、傷つけないように、本当は聞きたいことも聞かないし、わざわざ伝えない。言語化しないことで、自分を守っているのかもしれません。

でもそれだと、恋とか愛とか、人間だからこそ感じられる感情を味わいきっていないような気がして、もったいないようにも思うのです。

今日は、私が人生のパートナーと一緒に言語化してきた恋愛観について整理しながら、価値観の言語化にストイックになった、8年間の気づきをシェアします。


好きに気づいた。

好きだなぁ。という気持ちに気付いたのは、初めまして〜2ヶ月が経った頃。
熱意を持ってやりたいこと、好きなことにトコトン時間とエネルギーを使うことを惜しまないふたりが一緒にいることは、すごく自然で心地よいお互いの過ごし方だった。

午前中の大学講義を受ける、お昼に会ってご飯食べながら語る、午後の講義を受ける、夕方会って語る、夕方から深夜までバイトに行って、深夜から明け方まで語る、明け方から車で一緒に寝て、お風呂に入りに家に帰る、午前中の講義を受ける…。

おおげさではなく、本当に1日の半分は一緒にいて、語り明かしていた。

自分が関心を持っている学問のこと、解決したい社会課題のこと、自分が理想とする人生のこと、憧れている人のこと、お互いをどんな人だと捉えているのか、そして今までの恋愛のはなしまで。

彼氏がいるとか、彼女がいるとか、そんなことは聞く必要がなかったのか、聞きたくなかったのか…お互いに話していなかったと思う。

だけど、確実にわたしにとっての彼の存在は大きくなっていたから「特別な存在」という認識になっていた。そんな時、友達に気持ちを話していて「この気持ちは好きなのか?」「今って、付き合ってる状態と同じじゃないの?」という問いにぶつかった。


付き合うって何?
これって付き合ってんの?

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わたしにとって、付き合うって何?
どんな状態を求めているの?

ひとりで考えてもしょうがない。もうひたすら素直に語り明かすことに慣れ始めていたから、この気持ちは共有してみるしかない!そう思って、ある日の明け方ドライブでビーチの駐車場に車を停めて、話してみた。

一緒にいる時間が好きなこと。
付き合ってる状態と、何が変わるのかな?と考えてみたこと。
わたしの付き合うの定義の中に見つけた、「触れたい」気持ちを受け入れてもらうこと。

わたしは彼と付き合っていないこの時点で、誰よりもお互いが一緒に時間を過ごしていることを知っていたし、お互いを大切にしている関係性であることを感じていた。

だから本当は、関係性の名前として使われる「彼氏・彼女・付き合ってる」という肩書きはいらないはずだ、と頭では考えていた。


わたしにとっての「付き合う」定義

でもあえて、わたしにとっての「付き合う」を考えてみた時、大切にしたいことはたった2つで、シンプルなんだと気づいた。

①お互いに第一優先で「時間とエネルギーを使いたい相手」であること

②湧き出ている「触れたい気持ち」を素直に出せる、お互いが触れ合うことに心地よさを感じられる相手である、という相互認識の名称

だな、と自覚した。

こうやって書き出してみると、すごくサッパリ整理して意見交換したみたいに見えると思うけど、この後に恥ずかしい告白ちっくなことはわたしからやったんだよなぁ…(笑)

あの時の感情は、まだちゃんと言語化できない。というか、これからも言葉だけで説明することはできないと思う。(テクノロジーの発展で、身体の感覚まで共有できる装置ができたら可能になるかも…)

こんなふうに自分の価値観と向き合い、「付き合う」的な関係性として一緒に進むことにした2人。今も、人生のパートナーとして重なる道を楽しみながら歩めているから、すごく嬉しい。


浮気ってなぜ嫌なのだろう?

この後、第1回目のクライシスが訪れるんだけど、その話は「自分の恋愛観をあえて言語化すると、どんないいことがあるのか②」で。

テーマは、「浮気ってなぜ嫌なのだろう?」
今の良好なパートナーシップに繋がっている、ふたりで見つけた恋愛哲学。

お楽しみに!


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