約10年振りにバグダッドカフェを鑑賞
日曜日はアマゾンプライムでバグダッドカフェを鑑賞。
バグダッドカフェを見るのは十代の頃かな?
思っていたよりストーリーもちゃんとあって、大人の寓話的な映画でした。
というのも、十代の頃に観た時は、『なんかずっと怒ってる人がいて、ストーリーもよく分からず入り込めなくてアート系の映画』というなんとなくの記憶しかない(というか、TSUTAYAで借りて返却期限が迫っていて早送りしながら見た記憶があるのだけれど)。
でも、今回見てみたら全然印象が変わりました。
ストーリーは淡々と進んでいくんだけど、音楽はもちろん、服や部屋がおしゃれで飽きずに最後まで見られました。ただただ心地よく、気づいたら涙が出ていて。
ジャスミンが手品をお客さんたちに少しずつ披露していくシーンがジーンとしました。
ミニシアターの火付け役となった作品と言われる通り、ミニシアターのよさが詰まっている映画だと思います。個性的なキャラクターがいて、主人公を中心に段々と世界が変わっていくというストーリー展開はいろんな映画に影響を与えているのでは?
私はやっぱりこういうのが好きなんだよなあ。
もちろんシネコンのアクション映画も面白いんだけど、こんな淡々とした、今も世界のどこかでありそうなドラマが今の私にはしっくりきて好きでだなぁと、しみじみ感じました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?