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思案にくれる日々3_嫌いな人に好かれてしまう理由は自分にあった

私はここでは、経営者への嘆きが多くて、自分でもつまらないノートだなと思いますが、また同じ内容を。(SN仲間から「好きなこと書いていいんじゃない?」という優しい言葉をいただき、すっかり嬉しくなっています)

前回に書いた通り、こんなに勝手な経営者の会社で仕事を続けるのは限界なので転職を、と思い、行動していますが、なかなか次の仕事は決まりません。不採用の数が増える一方です。(何度受け取っても、不採用通知には慣れないです)

今の職場は、経営者は、いつか大きな代償がくるのでは、と思うくらい、コンプライアンスの精神がない人です。ワンマン経営者で、イエスマンに囲まれて、NOの意見には、不機嫌と罵倒で封じ込めます。
私はその人に、妙に気に入られてしまい、やたらと会社の内部事情を聞かされてしまいましたが、ほとんどの人は、ここまで問題のある経営者だとは、気づいてないかなと思います。

私の今いるプロジェクトのメンバーと、私が担当しているクライアントの担当者は、すごく優秀で、常識的なので、厳しい部分もありつつ、恵まれています。
彼らと仕事をし、仕事を進めていると、経営者のことを忘れ、このままこの人たちと、今の仕事を成長させたい、と思ったりもします。

私がこの会社に入社したときは、人事担当、システム管理担当、法務担当と、バックオフィスがしっかり機能していました。
しかし、一年前、人事担当は、(本人が私にはっきり言ったのですが)、経営者からのパワハラで鬱病になり、仕事ができなくなり、そのまま、退職してしまいました。この理由は、ほとんどの人が知りません。システム管理者は、数ヶ月前、経営者にNOを言って、追い出されるように退職しました。そして先週、法務担当との契約を来月で終了すると、発言がありました。法務担当は、たびたび、経営者にNOを進言していました。彼の意思で契約終了なのか、経営者が追い出したのか、そこはわかりません。

こんな会社、ここだけだと思って、Googleで軽く調べたところ、上場企業ではない会社の、70パーセント近くが、法務担当がいない、ということで、決して珍しいケースではないのだと知りました。

経営者と話すと(私の仕事に関係ないことでも、すぐに電話してきて、ずっと誰かの悪口や、不満ばかり語るので、本当にいやです)、ソッコーでやめたくなるし、チームリーダーやクライアントと、仕事の話をしていると、「このプロジェクトは成功させたい」と思うし、、、日々、揺れています。
揺れたところで、採用してくれる企業が待っているわけではないので、まだ辞めるわけにはいかないのですが(汗)

さて、このような悩みを持っている場合、どう考えればいいか、ヒントを探していたところ、「おお!」と思えるブログを発見しました。
同じような悩みに対し、カウンセラーが解説している記事でした。

嫌いな人が近づいてくる理由は、本人、つまり「私」が、最初に、その人に好かれよう、好かれようと努力し、心を察して、相手が喜ぶ返事ばかりしているから、「嫌いな人」は、「この人ならわかってくれる」と勘違いするそうです。
本人は「本心じゃなくて、利害関係があるから、ですけど・・・」と思っても、それを察することができない人が、いるそうです。

何てことでしょう。私に原因があるとは。

つまり、最初から、言い方は乱暴ですが、ゴマスリをせず、媚をうらず、自分の考えのみを伝え、無理して笑わず、相手に合わせず、仕事を進めていたら、こんなことにはならなかったかもしれない、ということでした。

これは、私にはかなり難しいことです。

相手に笑ってもらうために、まずは自分が笑顔で接する、というのは、20代、30代で働いた、ショッピングセンター運営会社での経験から、すでに染み付いてしまいましたし、実際、そうやって会話することが、好きでした。
基本的には、私はあまり人見知りせず、話すのも好きで、「人間嫌い」ではないため、はじめての人と話すことが好きなのです。

なお、これは「私は誰でも好き!」というのではなく、最初は、という意味です。話してみて、苦手だなと思う人は、いっぱいいます。いえ、苦手な人の方が多いです。あくまでも、初対面トークの話でして、ほんとは、もっと穏やかに、苦手な人を減らしたいのですが、いっぱいいます。

そして、中学1年のときの、一年間にわたる、クラスメイトから「無視」された経験から、例えば、忙しくても、時間がなくても、お腹痛くても、どうしても、相手が知り合いだと、話している相手に、あからさまに冷たくできないのです。

時に、図に乗って、「こいつなら、俺の話を聞く」と勘違いし、お説教してくる人もいましたが、もう付き合わなければいい、「おじいさん」が多かったので、今みたいな状況にはならなかったです。
むしろ、最近は私の周りには、知的なメンバーが多くて、勘違いするタイプがいなかったので、好かれようとする会話が、いいコミュニケーションにつながっていました。
あくまでもビジネス、という価値観がある場合は、問題ないのです。(と思っています)

仕事、利害関係、上司、という「壁」はあって当たり前なのに、そこに気づかない、ワンマン経営者。

そして、カウンセラーの話の結論として、「嫌いな人が近づいてくる場合、その人の価値観、性格を変えることはできないので、自分から距離を置くしかない」ということでした。

会社の中にいると、仕事自体が面白いので、なかなか抜け出せないのですが、外から見ると、きっと、早くやめた方がいい会社なのだろう、と、つくづく思いました。

そして、今後は、何が何でも好かれよう、好かれようとせず、相手に合わせない会話もしてみたいと思いました。

実際、私が「ああ、この人、いいな。信用できるな」と思う人って、そんなにおしゃべりではないけど、公平で、落ち着いている会話ができる人なのです。
私自身がそうではなかったようです。

今の悩みは、母のこと(SN時代には、話題にしました)の苦しみに比べたら、辞めれば縁が切れるので、きっと自分で解決できます。

ここで、いつか、いい報告をしたいです。

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