【保存版】はじめてでもオンライン教材がつくれる3STEP
わたしはこれまで、オリジナルのオンライン教材を約2800部販売してきました。これまではその経験をひとりじめ状態だったのですが(人に教えるのがなかなか苦手で・・・)、かねてリクエストをいただいていたこともあり、「これではいかん!」と、個別相談を開始。これまでの経験をフル活用しながら、「わたし」以外の、しかも「ゼロイチ」ステージの人でも、ファンづくりをベースとした商品・サービスをつくれるようにサポートしています。
ただ、お受けできる人数にも制限もあるので、その間でも、最低限、オンライン教材づくりの基礎の基礎の基礎をかじられるように、noteに残しておこうと思ってこれを書いています。読者は超初心者さんを想定しています。
便宜上、「オンライン教材」と表現していますが、オンライン教材に限らず、あらゆる商品・サービスづくりの基本になる考え方なので、お役に立てたら嬉しいです。
※わたしのサポートが追いついてきたら非公開にするかもしれません。
■オンライン教材づくりは3STEPで解決する
「オンラインで教材をつくるぞ~~~」となると、途端に果てしない道のりを想像し「わたしには無理だ・・・」と思われることも多いのですが、教材づくりはいたってシンプル。3STEPをおさえれば誰でもスタートラインに立つことができます。
STEP1 何をテーマにするか決める
当然ですが、はじまりはテーマを決めるところから。マーケティングやリサーチをがっつりして・・・と言いたいところですが、初心者さんがつまづくのはそこ。はじめて教材をつくるときは「まずは」自分ができることを教材にすることをおすすめしています。
ポイントとしては
①これまで人に相談されたこと
②これまで人に教えてと言われたこと
をベースに考えていくことをおすすめします。
このときに心がけて欲しいのは「自分にとってできる」という自己採点を取り入れないこと。自分が自信をもって伝えられる100点を目指すと、「自分なんて・・・」「自分よりもできる人がいるのに・・・」という感情が邪魔してしまいます。
大切なのは、自己採点よりも偏差値。
過去に人から「教えて」「すごい」と言われたことは、まわりの人(未来のお客さん)にとっては、すでに「あなたから教えて欲しいこと」です。自分がどう思うかは一旦おいておいて、過去にもらったフィードバックを思い返してみてください。それがあなたの商品のタネです(どんな些細なことでもいいよ^^)。
または、すでに時間の切り売りで提供しているサービスの一部から教材に置き換えるのもありです(例:個別コンサルティングをしているけどどの人にも共通する説明がある、オンラインセミナーをしているがほぼ一方通行のレクチャーのため動画にしてしまっても差し支えない など)
※注意※
ただし、頭の中でイメージしただけのものや、「わたしはこうでした」というだけのもの(n=1の体験談)では、机上の空論となり教材としては機能しません。あなたの仮説が有効なのかの検証もセットにすることをお忘れなく。モニターを募集してためしてもらうといいですね。
この点については、わたしもお世話になっている、やまけんさんのvoicyで詳しく解説されているので、ぜひお聞きください。
STEP2 「誰が」「どうなれる」を決める
何をテーマに扱うかを決めたら、教材の中身をさらに詰めていきます。ここで再び「わからない・・・」とつまづく方も多いのですが、考えることは2つ。
①だれが
②どうなれる
この2点を考えてみてください。
たとえば同じ「ダイエット」を扱うにしても
①本気で痩せたい人が
②2~3ヶ月で劇的に痩せられる
①在宅太りの人が
②1年前の体重に戻る
①運動が苦手な人が
②食事管理中心に痩せられる
と、いろんな①だれが②どうなれるをつくることができます。
「英会話」を扱うにしても」
①英語の習得を諦めていた人が
②高卒レベルの英会話を学び直せる
①就活生が
②TOEIC750点以上を狙える
①留学希望者が
②現地で使える日常会話を身につける
と、いろんな①だれが②どうなれるをつくることができます。
つまり、あなたの教材を購入するお客さんのBefore→Afterを設定します。これは「わたしの商品・サービスを購入するとこうなれますよ」というお客さんとの約束です。
わたしが販売しているオンライン教材も「①はじめてnote販売する人が②教材づくりの基礎を習得できる」「①情報発信を継続したいけど3日坊主になってしまう人が②まずは7日間発信が続けられる基礎体力がつく」など、はじめに「①だれが②どうなれる」を設定して教材の構想を進めます。
ここの決め方は、ご自身がお客さんにしたい人(理想のお客さん)に合わせたり、ご自身が「ここまでなら先生でいられる」ところに合わせてOKです。
STEP3 その間をつぶしていく
ここまでできればあと少し!STEP2で設定した「①だれが②どうなれる」の間を埋めるために必要なことを書き出します。
たとえば「①はじめてnote販売する人が②教材づくりの基礎を習得できる」を教材にするなら、その間を埋めるには・・・
・教材のテーマを決める
・教材の構成を決める
・執筆してみる
・「売れる」文章をつくる
・サムネイルをつくる
・販売プロモーションをする
・・・
など、必要なことがたくさんあります。その書き出した項目を、ひとつひとつつぶしていくと、それが、「①だれが②どうなれる」に基づいて、お客さんをゴールに導く教材になります。
ここで大事なことは「①だれが②どうなれる」を常に念頭におくこと。自分が知っていることのうち100を相手に伝えきる必要はありません。むしろ、情報量が多すぎるのは不親切です(学校の教科書ですら、1年に1冊ずつ順番に知識を提供してくれますよね。)。
「①だれが②どうなれる」をかたちにするために必要なことをお伝えできればOKです。それがたとえ自分の知っていることの100のうち、20だとしても。先ほどの例でいうと、「①はじめてnote販売する人が②教材づくりの基礎を習得できる」を教材にするときに、細かなコピーライティングのテクニックまでは解説しません。最低限かたちにできるところまでに必要な情報までにおさえます。
「これの説明必要かな」「どこまで詳しく解説したらいいかな」と悩んだときは、「①だれが②どうなれる」に立ち返り、「①の人にも分かるかな」、「②にたどりつけるかな」と、お客さんのことをありありとイメージしながら製作してみてください。
以上が、はじめてでもオンライン教材がつくれる3STEPでした。
STEP1 何をテーマにするか決める
STEP2 「誰が」「どうなれる」を決める
STEP3 その間をつぶしていく
この3STEPにそってぜひチャレンジしてみてください。
最後に:
例で取り上げた「①はじめてnote販売する人が②教材づくりの基礎を習得できる」教材は、実際に教材としてリリースしています。まずは基礎からもっと知りたいよ~~という方はぜひご覧ください。
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また、がっつりコミットしてゼロイチ突破の実績を短期つくりたい!という方には、短期集中型の教材も用意しているのであわせてチェックいただけたらと。
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