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Auditor (審査員)

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審査員の知識や経験を活かしていること
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#iso

今後のISO認証規格の行方は…?

本題とは関係なく、今日は百合を買ってきました(↑)。 長い時間家にじっとしていて、花を飾る方も多いのですかね〜。 百合は好みがありますが、私はこの香が大好きです。 さて、休業が続いたり、仕事はしても在宅勤務だったり、 これまでとは働きかたが完全に変わってしまいました。 …あ、まだ「どうなるんだろう?」の最中の方も居られますね。 今後、「そろそろ落ち着いたかな」となった後、 仕事の内容は、その指示の仕方は、どう変わるのでしょう? 「マネジメント」は、そのあり方は、どう変わる

視点を変えないと気付けないこと

昨今のニュースの中で、興味深くもあり、 このレベルの方でも気付けないものなのか…と、 改めて思ったのが、こちらのニュース(↓)。 https://www.businessinsider.jp/post-212285?utm_source=dlvr.it&utm_medium=facebook&utm_campaign=534757bb6304158a350ad1f26e5b8424 サイボウズ社というと、東京に本社を置くソフト会社で、 大手各社にも開発したソフトを導入して

テレワークに勝る押印文化について

多くの企業で急激に取り入れられたテレワーク。 しかし、皆が在宅で業務をする中、 「どうしても出社しなければ…」と言う方が居ます。 ニュース等でも取り上げられていますが、 「押印が必要だから」と…。 これだけの理由で「出社」だそうです。 ではこの「押印」という行為は、 ISOの世界ではどれほど重要視されているのでしょうか? ISO 9001:2015の要求を見て見ます。 文書を作ったり更新するときには、 ・タイトル、日付、作成者、文書の番号などを書くこと ・適切なフォーマ

狭い世界で律しすぎる危険

「マネジメント」の話です。 いわゆる、決まり事があって、 決められた通りに仕事をする、という。 組織の中で上に立つ方が、下の方々を律するわけですが、 その時に根拠とするのが「決まり事」です。 下の方々に、その決まり事通りに仕事をしてもらうわけです。 ここで、意識の問題ですが、 上に立つ方は、「下の者に仕事をさせている」 という意識で居られることが、ままあります。 その時、「決まり事」というのを盾に、 下の方々の仕事を、厳しく牛耳っておられるケースがあります。 確かに、決

内部監査のフォローはどこまでやる?

認証をとるための規格、 ISO 9001、ISO 14001、ISO 27001 ... には、 「内部監査」というものが付き物です。 前回は「MSをどこまでやれば良いか」というテーマで、 「組織としてやりたいこと」に、 規格の方を当てはめて行けば良い、とい話を書きました(↓)。 そうやってMSをどこまでやっていくか決めると、 次は、その範囲で「内部監査」というものをやります。 もちろん、決めたMSの範囲内でやることになります。 いくつかのMSを組み合わせて監査すること

審査で気をつけなければいけない発言

審査をしている中で、色々な物事に目が行き、 ちょっとしたことにも気が付くというのは、 良いことだとは思っています('-')。 けれど、この気付いたことを全て口にしてしまっては…、 ましてや報告書にまで纏めてしまっては、 場合によっては、やりすぎですd(--;。 何故これを気にしているかと言うと、 気にせず(?)発言をし、報告書にも書いて行く審査員… というのも、実際のところ、居るからです。 私はもともと、会社で審査を受けるときの、 事務局業としてISOに関わる仕事を始め