マガジンのカバー画像

Auditor (審査員)

18
審査員の知識や経験を活かしていること
運営しているクリエイター

記事一覧

改めてProfile / 一休みします

さて、目標とした60日に到達しましたので、 毎日投稿するスタイルは一休みします。 この60日を振り返る形で改めてProfileを設定します。 なお、最初に書いたProfileは下記になります(↓)。 ■ Love CAJON / CAJONの演奏をしています♪ヘッダー写真は、使用して居るCAJONの1つです。 CAJONの魅力に取り憑かれて3年。 この自粛期間中も、かなりの時間触っていました。 noteを始めてすぐの頃に、CAJONの魅力について書きました(↓)。 今は

書き始めて2ヶ月が目前

■ My note 振り返りこのnoteのことです。 きっかけあって始めたわけですけども、 3月の新月に始めて、明日で60日だそうです。 昔、マネジメントシステムのことをメインにやっていた頃、 当時はBlogで思うところを綴っていました。 今よりずっとヒントになることを書いていたと思います。 やはり、色々悩みながら実際に手を動かしている方が、 面白い(興味深い)ネタが日々転がっているもので、 世の中一般よりも、個々の現場が面白いのはこの所為ですね。 ■ 設定した4つのテ

今後のISO認証規格の行方は…?

本題とは関係なく、今日は百合を買ってきました(↑)。 長い時間家にじっとしていて、花を飾る方も多いのですかね〜。 百合は好みがありますが、私はこの香が大好きです。 さて、休業が続いたり、仕事はしても在宅勤務だったり、 これまでとは働きかたが完全に変わってしまいました。 …あ、まだ「どうなるんだろう?」の最中の方も居られますね。 今後、「そろそろ落ち着いたかな」となった後、 仕事の内容は、その指示の仕方は、どう変わるのでしょう? 「マネジメント」は、そのあり方は、どう変わる

いかに継続できるように仕組みを作るか

ISO 9001、「品質マネジメントシステム」という規格を用いて、 認証が取れるぐらいのレベルに「仕組みを作り」ます。 さて、この仕組みは何年「維持」できるでしょうか? ISO 9001に限らず、何か仕組みを作ろうとするとき、 それはどの程度「維持できるように」作っているでしょうか? 「維持」とは、内外の変化に合わせて「改変」が必要なものです。 昨今、最も期待値から外れていることが散見されるのが、 ITシステムを用いた仕組みではないかと思います。 同じ「方法」で使うことは

何故「監査・審査」をするのか?

監査も審査もどちらも"Audit"で同じことですが、 審査というのは「第三者監査」のことを指し、 審査員の資格を持つ者が行う、という違いがあります。 その違いは兎も角、何故、監査や審査をするのか? 端的には「決められた通り仕事をしてるかどうか確認する」 ということになるのでしょうが、それは何の目的で? マネジメントというのは、自分以外の人や組織が、 自分の仕事の代わりをしてくれて初めて成り立つもの、 といような視点で見ています。 社長が会社の方針を決めて、その方針に沿っ

視点を変えないと気付けないこと

昨今のニュースの中で、興味深くもあり、 このレベルの方でも気付けないものなのか…と、 改めて思ったのが、こちらのニュース(↓)。 https://www.businessinsider.jp/post-212285?utm_source=dlvr.it&utm_medium=facebook&utm_campaign=534757bb6304158a350ad1f26e5b8424 サイボウズ社というと、東京に本社を置くソフト会社で、 大手各社にも開発したソフトを導入して

テレワークに勝る押印文化について

多くの企業で急激に取り入れられたテレワーク。 しかし、皆が在宅で業務をする中、 「どうしても出社しなければ…」と言う方が居ます。 ニュース等でも取り上げられていますが、 「押印が必要だから」と…。 これだけの理由で「出社」だそうです。 ではこの「押印」という行為は、 ISOの世界ではどれほど重要視されているのでしょうか? ISO 9001:2015の要求を見て見ます。 文書を作ったり更新するときには、 ・タイトル、日付、作成者、文書の番号などを書くこと ・適切なフォーマ

狭い世界で律しすぎる危険

「マネジメント」の話です。 いわゆる、決まり事があって、 決められた通りに仕事をする、という。 組織の中で上に立つ方が、下の方々を律するわけですが、 その時に根拠とするのが「決まり事」です。 下の方々に、その決まり事通りに仕事をしてもらうわけです。 ここで、意識の問題ですが、 上に立つ方は、「下の者に仕事をさせている」 という意識で居られることが、ままあります。 その時、「決まり事」というのを盾に、 下の方々の仕事を、厳しく牛耳っておられるケースがあります。 確かに、決

「StayHome」中の4つの活動

自己紹介を書いてから、1ヶ月が経ちました。 CAJON(カホン)、日本酒、審査員、MS Fromという4つの活動について、 毎日1つずつテーマを変えて書いています(^_^)。 この4つの活動について、長引く「StayHome」の期間中、 どんなことをしているか書いてみようと思います。 なお、最初の自己紹介はこちら(↓)。 ■ オンラインで音を重ねるCAJONセッションCAJONの活動に関しては、もともとは、 「HAKO FES」という名前を何度も記事に書いている通り、 大

内部監査のフォローはどこまでやる?

認証をとるための規格、 ISO 9001、ISO 14001、ISO 27001 ... には、 「内部監査」というものが付き物です。 前回は「MSをどこまでやれば良いか」というテーマで、 「組織としてやりたいこと」に、 規格の方を当てはめて行けば良い、とい話を書きました(↓)。 そうやってMSをどこまでやっていくか決めると、 次は、その範囲で「内部監査」というものをやります。 もちろん、決めたMSの範囲内でやることになります。 いくつかのMSを組み合わせて監査すること

MSをどこまでやれば良いか

■ 規格が決めるのではなく、組織が決めるマネジメントシステム(MS)でたまにあるのが、 「ISO 9001やISO 14001の規格に書いてあることをやれば良い」 という理解をしているケースです。 そのためか、 「これは、何をすれば良いのか?」とか、 「これは、どこまでやれば良いのか?」という問いが出てきます(´-`)。 こういうのを「規格が『先』」と言ったりしますが、 本来は、「組織としてやりたいことが『先』」で、 それを決める中で、規格を少し意識すれば良いと思います(

「より良い」を伝えたい気持ち♪

「気持ち」シリーズ3日目は、審査員の仕事に関して。 これは、下手をすると自分視点になってしまいますが、 できるだけ、相手の立場で「より良い」を目指して…('-')。 ■ 審査で見る「適合性」と「有効性」審査の仕事には、見るべき視点が2つあると言います。 「適合性」。決められた通りやっているかどうか。 「有効性」。目的をどの程度達しているのか…。 「有効性」の方は少し難しいんですが、 実はルールというのは、何かを達成したくて決めています。 その大元の目的は、果たして達せられ

審査員の資格について

今、審査員の登録をしているのは、 「QMS」(品質マネジメントシステム)の、 「Lead Auditor」(主任審査員)というグレードです。 ■ 「品質マネジメントシステム」の審査員?そもそもこの、 「品質マネジメントシステム」 っていうのは何なのか? 一言で言ってしまうと、 「会社で造る製品の品質を維持するための社内の仕組み」 となるでしょうか。 最近では「環境…」の方が聞かれるのかもしれませんが、 どうやったら、会社とか組織が決めた目標通りに、 その中の人たちが行動

もう少し、データ分析の話

前回、「行動はデータ分析に基づいて決める」、 ということで、今世の中を賑わせている「数字」から、 「欲しい情報とは」というよな話を書きました('-')。 ■ 数字で見る、グラフで見る…?緊急事態宣言が出された今、どんな状態になっているのか? 厚生労働省や福祉保健局から報告されている数字は、 やはり最新の累計数とか、前日との差分だけです(´-`)。 今朝のある新聞では、各国と日本の推移比較ということで、 3/1から4/6に至る累計数の折れ線グラフがありましたが、 10万単位