日本経済ぶん回し作戦

5月7日GW明けの今日、一時停止していた社会がゆっくりと動き出した感じがした。

朝起きてご飯を食べ、身なりを整え旦那は仕事に行った。朝のニュースでも駅の様子などからそれを伝えていた。

私の職場からも今後の方針について連絡があり、4月から通う予定だった学校からも電話が来た。

日常に戻る気配がする。


今回のコロナの騒ぎで、想像もしないようなことがたくさん起こった。

閉店や倒産、失業は他人事ではなくなってきた。

人が外に行けなくなり、飲食店をはじめ小売店は売上が立たず、売掛金を残して破産をすれば生産者のもとへ借金として残る。その数が多ければ当然経営は立ち行かなくなる。そうして困る人が多ければ多くなるほど景気は低迷する。

「風が吹けば桶屋が儲かる」この逆のことがあちこちで起こっているのだと思った。

もちろんそんな中でも上手く立ち回る会社も多くあると思うが、企業努力や経営の采配がどうとかいう次元ではなくなってきたと感じる。


以前フィンランドの女性がテレビのインタビューで答えていたことがずっと心の中にある。

「物を買うとき、自国の製品があればそれを選ぶ。スマホもiPhoneではなくフィンランド製のノキアを使っている。多少の不便は感じるけれど、そうすることで私の友人や家族に返ってくるから。」

この考え方を知って、出来るだけ取り入れるようにしている。SUMSUNGもいいけれどPanasonicやSONY,SHARPを。Uber Eatsもいいけれどたまには出前館を。

今、一人一人がこういった意識を少しでも持てれば周りの景色を変えることができるのではないだろうか。

もちろん世界中が大変なのは間違いないが、まずは面識もあってよく知っている人たちが救われて欲しいと私は思っている。


コロナも外出自粛も、私たちの仕事には直接的には影響がなかったため、給付金の10万円は辞退しようかと考えたりもしたが、それよりも私の身の回りの経済をぶん回したいと思う。潰れてもらったら困るものがたくさんあるからだ。