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最近手放した価値観その3〜美容室に行くこと

美容室が苦手だ。

特に昔の美容室は会話しないといけない雰囲気があって、仕事や趣味のことなんかを根掘り葉掘り聞かれるのが苦痛でたまらなかった。

気持ちよくてウトウトしようものなら、わざわざ声をかけてきて雑誌を勧められたりしたこともあった。

退屈なんじゃない、ヒマを楽しんでるの。

少し前からは適度に放っておいてくれるところもけっこう出てきたけど。

それでも、元々仏頂面のせいか過剰に気を遣われたりすることが多い。

ある時なんて、担当の新人さんらしきスタッフさんの話が面白くて色々聞いてたら、後でその人がマネージャーから「おもてなしする立場なのにおもてなしされてどうするんだ!」と怒られているのを聞いてしまったことも。

陰で怒ってても、しっかり聞こえてますよ〜。

結局、その美容室は、そういう運営方針に興醒めして行かなくなった。

とにかく、美容室の接客は神経質になりすぎるきらいがあって、苦手意識がある。

聞くと、カウンセラーを招いて接客の講習まで受けているそうだ。

人対人なんだから普通にしてくれればいいのに…。

髪を切りに行くたびになんだかとっても疲れて、美容室を放浪していた。

でも!
美容室って本当に行かなきゃいけないところ?

そう思って、自分で髪を切ってる人いないかな、と検索したら、セルフカットの動画がけっこう見つかって。

色々なセルフカット動画を見まくって悩み、自分でやってみることにした。

どうせ失敗しても、帽子で隠しちゃえばいいし。

ショートヘアだから初めてにしてはかなり冒険だったけど、全体的に2センチくらい、短くした。

ヘア用のハサミなんてないから、普通の文房具のハサミでやりましたよ。

後ろは見えないからもう、勘で。
自分の髪とはいえ、だいぶいい加減です 笑

毛量が多めなので、中もだいぶすいた。毛束を少しずつ取ってくるくる捻り、何度かハサミを少しだけ入れるといいらしい。

仕上がりを息子に見てもらったら、意外と出来るもんだね、とのことだったので、極端に変じゃないみたい。
良かった。

これからは1年に1回くらい、プロにちゃんとカットしてもらえば、あとは自分で長くなったところだけカットすればいいだろう。

またひとつ、固定観念を捨てることに成功しました。

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