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いつ死んでもいいなんて嘘

「いつ死んでもいいなんて嘘。
生きているかぎり、人間は未完成」

お隣の方が貸してくれたんです。今年3月に107歳で亡くなった、美術家の篠田桃紅さんの著書。なんと103歳で初めて本を出されたんですって。

内容はこれからですが、

生きることへの並々ならぬ執着を放つ言葉。そこに心が揺すぶられました。

ある意味私は、「あす死んでも後悔ない!」そういう行き方をしてきたかもしれない。

でも、92歳で亡くなった私の両親は亡くなる寸前まで、今から生きていく事への希望に満ち溢れていた。

認知症になった母は、リハビリを始める時に私が
「お母さん、今からまた勉強するんだよ。」と言うと

「わぁー!嬉しい。ありがとうございます。
学校では英語を習わなかったから、英語の勉強をしたい。
孝子は、頑張って1番を取ります!」と声を弾ませた。

心底、素晴らしい人間だな。って思った。

私も今日から誓いますー!
絶対に生きるってこと。そう、寿命はそれぞれだけど、生きている間は活き活きと揚々と生き抜く。

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