発達障害の感じ方

どのように感じるの？

発達障害、いわゆるASDはこんな感じ方をしているようです。

『ASDは自分の感情を認識しづらい。後になって自分が怒っていたことに気がつく』
このネタを下さったのは、フォローさせて頂いてるAさん。
許可を経て文章を書くことにしました。
今回は素人からみた、ASDの感じ方について書きたいと思います。

実際はどうなの？

確かに実際、後から気がつくことが多いんです。これは盲点でした。
但し、辞書的な感じで『怒っていること』の実感が表面的です。
国語辞典を調べるときのように、ふーんってな感じで実感に乏しいのです。
指摘されて、今怒っていた又は怒っているっていうんだ、コレと言う感じです。他人事です。
そこで考えました。
『おそらく、五感から入る情報が多すぎて処理が追い付いていないのではないかと』
では、ASDの。いえ私の苦手なテレビの、特にワイドショー。
殺人事件を例に出してみたいと思います。
物騒ですが、パニクる度かなりの確率なので。

殺人事件を例にとると？

こういう事件があったとします。
『お母さんが育児疲れで、子供たちを手にかけた』
やっちゃいけませんが、殺人事件の良くある話ですよね、これ(^_^;)

殺人事件の報道のやり方

事件の真相を、近所や周囲の話や警察発表。説明板(フィリップって言うやつ？)、現場中継から迫るモノ。
それをスタジオの皆様が共感しながら感想を述べ、視聴者に訴えるモノ。

じゃ、ASD的突っ込み。

まずはテーマ音楽から始まる。
明るい音なのに、スタジオ全員で神妙な顔。→怖い。何があるの？

説明板が出るか、アナウンサーが『お母さんが育児疲れで、子供を殺害。いったい何があったのでしょう』で始まり簡単に事件の内容を言う。細かい説明に入る。→内容を口で言われても、番組の時間数もあるんだけど、早くてついてけない。表情も追わないと！ 忙しい。

スタジオうなずく間に、音楽が悲しいモノに変わる。場面ごとに！→変えないで。ドキドキするし。

説明板が変わり、色とりどりの現場関係図の説明に入る。
又はテロップ入る→ごちゃごちゃ～。色統一しようよ。フォント大小目がチカチカするし。

そのうち現場中継か近所の声で、被害者・加害者の人となり→たいてい、いい人だったか、か殺されて可愛そうになコメント。
服がスーツじゃないし、いろんな服が出ます。歩くと景色が動くし。

最後に、悲しそうなスタジオのコメンテーターたち。
『もっと助けて～とか言えたら良かったのに』など。→悲しそうに頷く。表情が悲しそうで、怖い。
口が動いてるのが、目が白黒。
本気で悲しくないから、表情が違って全くパニクる。

秒単位で刺激が変わって、ついてくのに必死すぎます❗️
ここまでで、突っ込み満載です。脳内処理が追い付けません。かなり疲れる。

ただし、大好きな歴史や社会関係の番組ならついていける。知識があるし、結果が分かっている。おまけに大好き❗️

つまり新規なことに不安があり、安心が出来ない案件は処理がついていかないのかも。
情報処理能力が弱いんでしょうね。

ちなみに次は大リーグですとか、にこやかに言うし(^_^;)
切り替え力激しすぎ💦

ではASDはどうすれば、感じられる？

ついていく気はある。
皆様と溶け込みたい気持ちは、ASDにだってあるはず。
例えば？
情報を極端に少なくする。
新聞と経済系の雑誌を情報源にする。
忙しくてTVみてる暇が無い設定にする。(社会人だから通用する）
ビジネスや人付き合い、メンタル系の本を大量に読む。
DHA単体のサプリやビタミンBを飲む→単体だけだと栄養が脳に届いて働きが良くなるらしい。
待ってくれる気の長い方と、話す練習をして自信をつける。

いろんな自分だけの方法があります。
私は心の整理と、仲間を作ったことが大きかった。

ある日、急にやってくる。

１年前は、宇宙語を話していたらしい？私。
多くの人とのふれ合いで、日本語に近づいてきました。
ある日、感覚が何となくやってきました。完全じゃないけれど。
情報処理はまだまだ下手ですが、極端にパニックすることが少なくなりました。
仲間と支援者ができた、私の混乱を文章にしてくれる、頭のパニックをまとめてくれる方がいるのがかなり大きいみたいです。
でも、ストレスで体調ただいまガタガタですが(^_^;)

いろいろチャレンジして、安心を手に入れようともがき続ければ、ある日感覚がやってくると考えています。
そう、今何かを掴みかけている私のように。
長くなりましたので、今回はこれにて。
またいろいろ続きを書きたいです。
最後に私の座右の銘より一言。
『何があっても自分の人生をいきましょう。あなたの正しいを貫いてください。人生は平等ではありません。それでも諦めないで。必ず結果はついてきます』
以上、ASDの素人が見た、『発達障害の感じ方について』の言いたいことでした。