わたしたちは死んだ細胞に投資している

水曜日はヨガの日、というわけで素人ながら呼吸を意識してみたりして、自分の身体と向き合ってみた。なんて偉そうなことを書いてみたものの、今日はただの2回目。身体はめちゃくちゃ硬いし、痛いし、ポーズも様にならない。それでもレッスンの一時間を頑張ってみると (わたしの細胞、ちゃんと生きているな) なーんて、普段感じない指先まで血液が行き渡るのを感じています。だからこそ、ふと、髪も爪も肌も細胞としては死んでいるのにな…と。化粧品を塗りたくったところで、何をしてみたって、もう生き返らないもの。

角質・表皮は死んだ細胞

わたしたち女性は、顔面の角質層を過剰に削ると美しい肌になると信じている。そして、メイクアップで装飾する。爪も装飾する。皮膚が死んでいるなんて言ってもピンとはこないけれど。髪の毛や皮膚と同じく、表皮が硬化した爪を切っても痛くないことを思えば、この面の皮1枚はもう死んでいると考えてみるのも面白いでしょ。

化粧品・ネイル・カラーリング…
死んだ角質に投資するのが今の美容なのかも

皮膚の構造

表皮という部分もいくつかの層にわかれていて、わたしたちがこの手で触れられる皮膚が角質層という名前。皮膚の工場が基底層。お母さん細胞がお肌の赤ちゃんをどんどん産み出してくれるから、上へ上へ押し上げられた赤ちゃん細胞が潰れて扁平になったレンガみたいなものが表皮となる。

美しい角質層になる為には、元気な赤ちゃん細胞を生んでもらうことみたい。

お母さん細胞の栄養補給源が真皮、真皮の栄養補給は血液から。わたしたちの食べた栄養素は血流で運ばれて、毛細血管を通って、身体中のそれぞれの細胞ひとつひとつまで運ばれている。当たり前のことだけど、自分の口で咀嚼して、何を食べるのかが本当に大切なんですよね。

化粧品は意味がない?!

今現在、単純塗布で真皮まで成分が届く化粧品はありません。あったらあったで、人間のバリアを通過しちゃう設計なんて恐ろしいけれど。とりあえず、元気な赤ちゃん細胞の出産目的商品はないの。問題なのは、それを理解して使用している人が少ないことだと思うのです。一般的な化粧品は、放っておいても新陳代謝で勝手に剥がれる角質層にあれやこれや余計なことをして、ラメラ構造を壊しているだけなんですから。

正しい化粧品=成分チェックがポイントになりますね。

角質層が段取りよく剥がれる→正常なターンオーバーに必要なものが水分。細胞同士の接着剤は加水分解されるので、安心安全な保湿剤で水分を保持すると角質の蓄積=ゴワゴワ肌は防げます。

保湿剤は必要だ!

界面活性剤やオレイン酸に注意

なんだかんだ言っても保湿剤が必要なのに、せっかく買った化粧品が肌を壊すものだったら悲惨よね。界面活性剤は角質の水分量を減少させて、細胞間脂質を余計に取ってしまうもの。そして、即効性のある化粧品は界面活性剤で潰れた角質に穴を開けて成分を浸透させるわけだから、もちろん避けた方がいいでしょ。次にオレイン酸。角質層のバリア機能を悪化させる恐れがあるみたい。皮膚の透過性が高いから、連続的に使用するとよくないそう。なので、オレイン酸を含むオイル (オリーブ油・ヤシ油・グレープシードオイル・アボカド油) を保湿に使うのもやめておいた方がよさそう。この2つに気をつけるとしても、どちらもそのままの名称で成分表示に記載されていないことが多いですよね。都度都度メーカーに問い合わせる手間を考えると面倒くさいけれど、長年愛用したいお気に入りの化粧品があれば、これを機会に調べておくのもいいかもしれない。わたしは、白色ワセリンやオーガニックが手っ取り早いなーと思っちゃう人だけどね (笑)

化粧品はただの角質ケアアイテム

化粧品やエステで角質層を削ると一時的には美しい肌になる。剥がれ落ちる角質の為に化粧品を注ぎ込み、メイク品を塗り込み、刹那的な美しさを追及している。そう考えると、この11年間が切なくなってきた。そんな面の皮、されど面の皮。キレイに越したことはないけれど。

わたしたちは、流通している化粧品が美しい肌の為だけに存在しているはずだと、疑うことを知りません。効果性や即効性が高ければ、商品は売れます。企業は利益を追及する団体です。美しい肌を目指しているが故に破壊している可能性があるのにも関わらず。

からの、体内ケア

美しさを追及する為には体内から整えて健康であることが一番大切ですね。ヨガ・ボディトリートメント・食べ物…、共通項は栄養と血液。そして、お風呂と睡眠、ストレスフリーな生活。

真皮のリポビタンDはエレクトロポレーション

って、最後はココに繋げてみました (笑)

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