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【独学】不動産の知識が無くても宅建に合格する方法-実践編-

前回、宅建に合格するためには「テキストと問題演習を何度も繰り返し行うことが重要」ということをお伝えしました。

今回は参考書と勉強方法の紹介記事です。


【Step1】参考書を買いにいこう

参考書は何でもOK!

本屋さんに行くと大量の参考書が売られていますが、独学で勉強を持続するためにはお気に入りの参考書を見つけることが大事です。
ちょっとでも読みにくいとか、分厚すぎる、とか嫌な部分があるとだんだんと勉強が面倒になっていくと思うので本屋さんではしっかり探しましょう!

参考書はプロの方が作っていらっしゃるので、そんなに内容の質に差は無いと思います。

ちなみに「テキスト+問題集+過去問題集」の3種類を購入しましょう。

私が使っていた参考書

当時も売上No.1だったと思いますが、「みんなが欲しかったシリーズ」です。こちらの参考書を選んだ理由は、

  • 参考書は分厚いけど、章ごとに切り取って持ち歩きができる

  • カラーで見やすい

  • 他の参考書より図解がしっかりしていて分かりやすい

特に「持ち歩きができる」は超重要です!
参考書が分厚いと荷物になり、家に置きがちになり、そして勉強が遠のくという悪循環に陥ります。

電子書籍であれば、こういった点もクリアできると思いますが私は紙の参考書を使用しました!

【Step2】ちょっとずつテキストと問題集を進める

①テキストをさらっと読みつつ問題集に取り組む

◆私の目安:7月末~8月いっぱいまで

同じシリーズでテキストと問題集を購入すると、問題集の設問部分に「テキストのどの部分が該当するのか」ということが書いてあります。

Amazon商品ページより

最初に問題集でテキストの該当部分をチェックしてからテキストを読んでもいいですし、テキストを切りのいいところまで読んでから問題集に取り組んでも良いと思います。

とにかくモチベーションを維持するためには「ちょっとずつ前に進む」ことが重要です。

②【2~3周目】間違えた問題の根拠をテキスト内で明確にする

◆私の目安:9月いっぱい

答えが同じでも、違う角度から問題が出されると失点につながることがあります。それを防ぐためにも「根拠を明確にする」ということが重要です。

ラッキーで間違えた問題には△、全く分からない問題は×をつけ、すぐに得点源になる△から攻略していきます。

私は△の問題については、問題文をノートに書き写して自分なりに根拠を書いた後に解説を読んだり参考書に戻って根拠を明確にしていました。

③9月末~試験当日までは過去問に取り掛かる

宅建は10月の第3日曜日に実施されます。なので、9月末には過去問に取り掛かれると良いと思います。

宅建は試験年度によって難易度が異なるため合格点も変動します。
私が使っていた過去問題集は合格最低点が高い順(=問題が易しかった年順)に並んでいて、かつ問題ごとに難易度が明確だったため取り組みやすかったです。

過去問題集に取り組む時は「難易度A・Bの問題は確実に得点すること」を重要視しました。難易度Cは間違える人も多いので、解けなくても優先順位を低く設定しました。

また、勉強の進め方はこれまでと同様、過去問を解く⇔テキストで根拠を確認にするの繰り返しです。

最初の方は合格最低点が高い年なのに最低点に届かず焦りますが、その焦りが勉強の刺激にはちょうど良いと思います。
過去問演習を重ねていくうちに解けなかった問題も解けるようになるので大丈夫です!

終わりに

勉強時間の目安

私の仕事はシフト制だったので、毎週休日もバラバラでした。参考までに勤務体系ごとの勉強時間です。

早番の日:電車通勤30分(往復)、お昼休み30分、22時~23時
中番の日:電車通勤30分(往復)、お昼休み30分、帰宅は21時近くになるので夜は勉強しない
遅番の日:朝10時~11時、電車通勤30分(往復)、お昼休み30分
休日:4時間、9月からは7時間(10時~12時、14時~17時、21時~23時くらいまで)

2019年の合格最低点は35点、合格率17.0%

この年は合格最低点が低く、試験終了後は微妙な感触でした。
すぐに解答速報が出るので、自宅近くのフレッシュネスバーガーで自己採点をしました。
結果は38点でした!ギリギリセーフ。無事に合格しました。

宅建は受験者数が多く、かつ出願していてもあまり勉強していない人もいるので合格率が少し低いのだと思います。

この記事が宅建の勉強をしているどなたかのお役に立てば幸いです。

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