「寒露」 ガラスと季節の言葉たち
今日は二十四節気の「寒露」。
「寒露」はその名の通り、草木に宿った露が冷たく感じる頃、という意味。私の住む逗子の街も、今日は朝から冷たい雨が降って、この秋初めてフリースを羽織りました。
さて、しばらくお休みしていたこのシリーズも、今回からまた再開します。秋はお家の中で手を動かしたくなるもので、色々と作ってみました。
まず一つめが「金木犀シロップ」
金木犀の香り、大好きです。
懐かしく、色々な記憶を呼び覚ましてくれる香り。
本当はルームスプレーを作るつもりだったのだけど、肝心のエタノールが無くて。家にあると思い込んでいたんだよね。
金木犀で何かを作る時には、花が開ききる前に摘まないと、香りがあまり残らないそうで。今日作らないと、明日にはもう花が開ききってしまうなぁ、というタイミングだったので、急遽シロップに変更。
作り方は簡単で、花を摘んで茎を外したら、小鍋にてんさい糖(うちはてんさい糖を普段から使っているのですが、白砂糖でも大丈夫)と水を、同じくらいの分量を入れる。火にかけてグツグツしだしたら花を入れて、中火で5分ほど煮詰めるだけ。
白湯で割っても、紅茶に少し落としても、とっても良い香りで幸せになります。何よりかわいい!小鍋に浮かんだ花びらを眺めるだけでも、作ってよかったと思えるものでした。
二つめは、今日仕込んだ「醤(ひしお)」
この間たまたま「醤麹」を手に入れたので、保存瓶を注文。その保存瓶が今日届いたので、早速仕込んでみました。まぁ、醤麹と醤油と水を混ぜただけだけど。
「醤」は、「なめ味噌」の一種で、醤油や味噌の原点ともいわれている、日本の伝統的な発酵調味料です。と、醤麹のパッケージに書いてありました。なかなか見かけることがなくて、興味津々。
これから二週間、毎日天地返しをするように混ぜたら完成!ということで、次の二十四節気(次回は「霜降」10月23日)の頃には完成しているかな。
一雨ごとに寒くなりそうな時期。
私はいつもこの時期に体調を崩すので、この季節ならではの楽しみを見つけて、心の健康にも気をつけつつ!なんとか乗り切りたいなと思います。
今年の冬は、星空の撮影にチャレンジしてみたいのですよね。
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