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引っ越し当日。震える彼が救急車で運ばれた。

丑三つ時にこんばんは。やまだゆりかです。
ちょっとどうしたらいいのかわからないので書きながら落ち着こうと思います。
まだ心臓がばくばくしてる・・・

引っ越しの日

今、3月31日の午前3時です。
本来の3月31日、これからの予定は、借りている車に荷物を積み込み、現在の住居を退去。彼の運転で宿に移動し、一泊。
4月1日に引き続き彼の運転で札幌市内の新居に移るつもりでした。

3年の船上生活、そこからまた3年のシェアハウス生活。
ふらふらと生きてきた私にとって、普通の賃貸マンション生活に戻る日が来るのはなんとも感慨深い。

今回の引っ越しは、今シェアハウスでも一緒に住んでいるパートナーと二人での移動です。
ちょっと前から色々と「洗濯機はどれがいいかなあ」とか「食器買わなきゃねえ」とか「ルンバっている?(結局買った)」とか、作戦会議を重ねておりました。

揉めることもあったものの、行ってしまえばなんとかなるだろう、とお互い概ね前向きに進んでいたように思えました。

突然の体調不良

1週間ほど前、突然彼が寒気を訴え、みるみる熱が上がっていきました。
喉の痛みからはじまり、次の日には体温は39度をこえました。

かなり苦しそうで見ていられなかったのですが、幸いなことに症状は数日で落ち着き、引っ越しの前日には36度台に戻っていました。

若干の不安はあったものの、気持ちとしては「ちゃんと荷造りできるかなあ、無理しない程度にがんばろう」とお互いに気合いを入れあえるぐらいには元気に見えました。

そこからです。

震えが止まらない

私が一人、部屋でゆっくりしていると、突然ドアがばたっと開きました。
彼が勢いよく、でもおぼつかない足取りで、今まで見たことのないような不安な表情で部屋に入ってきました。

手の色は紫がかっており、全身がずっと痙攣したように震えている。
意識ははっきりしているが、話しかけても返答が遅く、鈍い。
水を飲ませようにもガタガタ震えてしまっておぼつかない。

・・・どう見てもおかしい。

一応ネットで「けいれん 突然」などのキーワードで検索してみたものの
不安になる情報ばかり。
片手で彼を抱き抱えながら背中をさすり、もう片方の手で人生で初めて救急車を呼びました。

電話が繋がると人って冷静になるんですね。
滞りなく住所や連絡先、症状など必要事項を伝えるとすぐ来てくれるとのこと。
その間も彼はずっと震えていました。

ほどなくして救急隊の方が到着。
彼を引き渡して今に至ります。

搬送、そして帰宅、それから・・・

救急車はしばらく家の前に停まっていましたが、彼を乗せて発進しました。
あとから聞いたところ、家から徒歩5分ほどの保健所に到着したそうです。

どんな検査?問診?があったのかはわかりませんが、1時間ほど後に彼は歩いて帰ってきました。
明らかに体調は悪そう。足取りが重い。熱もある。
ただ、震えは収まっていたので一安心です。

お医者様の見立てではインフルかコロナか・・・どちらにしてもちょっとタチが悪そうです。
それでも未知の病などでなかったことに心底ほっとしています。よかった。

引っ越しどうしよう

彼が帰ってきたとはいえ、到底引っ越しなどできる体調ではなく。
車を借り直すにしても、この年度跨ぎのタイミングではなかなか難しそう・・・
そもそもホテルに体調不良者って泊まれるのか?
スケジュール的には決行した方がいいのだけど、本当にやるのか?

などなど、とにかく不安が渦巻いています。
こういう時こそ気丈に、と思うものの、なかなか落ち着きません。

前途多難。どうなっちゃうんだろう。
明日の自分が答え合わせしてくれることに期待して、一度寝ます。

おやすみなさい。良い夢を。

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