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みんな本音を隠してる、とは⁇

こんにちは、カウンセラーのyuriです。
ご覧いただきありがとうございます😊
今日は「みんな本音を隠している」ということについてお話ししたいと思います。

以前までのブログで書いたように、「悲劇的な表現」の背後には、自分でも気づいていない何かや、大切にできていない何かがあります。そしてそれを伝える方法が「悲劇的な表現」になっていることが多いんです。

でも実は、この「悲劇的な表現」の言葉や行動というのは、相手を責めていたり、自分を責めていたり、実際よりもオーバーに表現していたり、と「本当のこと」ではありません😐

例えば、子どもが「お母さんなんて大嫌い!」と言ったところで、本当にお母さんのことが大嫌いなわけじゃないということはお分かりですよね?子どもの胸の内には、お母さんに何かしらの要望を受け入れてもらえなくて悲しい、とか理解してもらえなくて悔しい、などの気持ちがあるだけで「お母さんが大嫌い」ということは本当ではないですよね?

ほかの例では、休日にお昼頃まで寝ている旦那さんに「休みの日は寝てばっかり!」と責める場合。もしかしたら本当にお休みの日はいつも寝ているのかもしれませんが(笑)、その言葉の裏には「家事を手伝ってほしい」とか「子どもの面倒を見てほしい」という願いや、「私ばかり家のことをしていて辛い」という嘆きが隠れていたり…

赤ちゃんの頃は本音のままに、心のままに欲求を訴えていた私たちは、成長と共にいつしか自分の本音を隠すようになりました。本音を言うのは恥ずかしいから、みっともないから、と特に公の場では本音を言うことがタブー視されてきたように感じます。
そして本音を言う代わりに、相手に矢印を向けて言葉を発する(責める)ことにしたのです。

私は海外に留学したことがありますが、欧米人は自分の意見をはっきり言うので、やりたくないことは「やりたくない」と言いますが、日本人は調和や相手の気持ちを重んじるからか、この「本音を隠して別の言葉を発する」ことをしがちです。これは島国日本ならではの特性なんじゃないかなぁと思っています。

とはいえ、このコミュニケーションで問題ないという方にとっては、そのままのコミュニケーションでいいと思います。

でもこんな風に言いたくないんだよなぁ、とか自分が発した言葉について後で後悔したりすることがある(もしくはあった)方や、人の言葉によく傷つくという方はこのブログを参考にしてもらえたらなぁと思っています。
次回の投稿もお楽しみに✨

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