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海外で働く

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ニュージーランドで自営業。仕事や海外で働くことについて
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ビューティセラピストの仕事の光と闇 その2

海外ビューティセラピスト(エステティシャン)の仕事の、今回はポジティブな光の部分についてです。 前回では散々闇を暴きましたが、セラピストの仕事そのものは、とても面白いしやりがいがあります。 よい職場や会社に恵まれて、良い上司や同僚に恵まれて、良いお客様たちに恵まれれば、これほど楽しい仕事はないと思います。ただし、ほぼ最低時給ですけど。。 私は人の毛を抜くことが大好きなので、ワックス脱毛は、最も好きな施術の一つ。 現在自宅サロンでは、ブラジリアンと糸除毛を主にやっています。

ビューティセラピストの仕事の光と闇 その1

私の職業はビューティセラピスト(美容セラピスト)、日本風に言うならエステティシャンです。 ニュージーランドのビューティセラピストは、日本でいうエステティシャンよりもずっと広い範囲の仕事をします。 47歳の時に美容学校に入学、国際資格ITECとNZのディプロマを取得し、48歳で就活して、ビューティセラピストになりました。 それから商業サロンで7年間働き、3年前から自宅サロンで自分のペースで仕事をしています。 この記事では、ニュージーランドのビューティセラピストの仕事について

【フリーランスで働く】趣味を仕事にするのは楽しいか

好きなことをして生きていく 趣味を仕事に って、誰でも一度は憧れる生き方ではないだろうか。 でも趣味を仕事にするのって、本当に楽しいのだろうか。 実は私は、その昔 趣味を仕事にしていた。 約10年前までベリーダンサーだったのだ。 それもちょっとやってみたとかじゃなくて、11年間ガチでベリーダンスを教えていた。 仕事にしたのはダンスを始めて4年経った頃。所属していたスクールで講師の仕事をオファーされた。 講師になって7年後に独立し、4年間自分のダンススクールを運営した。

海外在住者の日本の住民税・所得税

以前、海外在住者が一時的に日本に住民票を移した場合に、海外資産にかかる日本の相続税についての記事を書きました。 今回は、海外在住者が住民票を日本に移した場合の住民税、所得税についてのお話です。 一時または長期帰国時に、日本に住民票の移動をすると、基本的には日本の居住者となり、日本の税金がかかります。また気を付けないといけないのは、この間海外で発生した収入についても、日本で確定申告をする必要があります。この場合の海外収入は、海外での給与所得だけでなく、預金の利息、株の配当金

ニュージーランドでゆるく暮らす

自己紹介はじめまして。ニュージーランドでゆるく生きるゆりえと申します。 NZ在住30年。南島のクライストチャーチに住んでいます。 夫はキウイ(NZ人)で、3人の子供はみな成人して独立しています。 家は町中の住宅地にありますが、犬2匹(コーギーとダックス)、猫1匹、鶏2羽、金魚7匹を飼っており庭と動物の世話に、日々かなりの時間を取られます。 アラカン主婦兼、家でサロンを運営しているビューティセラピスト(エステティシャン)で職歴は10年。 働いているといっても、週に5~1

ニュージーランドの相続税と一時帰国時の住民票

2024年現時点、ニュージーランドには相続税がありません。 そう聞くと、相続税がかかる額の資産を日本に持っている人は、相続税のない国に移住して資産を移し、日本の相続税を回避しようとするかもしれません。 しかし日本の税制では、海外に移住した人でも、海外移住から10年以上が経過していなければ、海外資産にも日本の相続税がかかります。 仮に相続税回避のための海外移住ではないにしても、この10年ルールには注意が必要です。 このルールでいくと、海外に永住している人でも、10年以内に

ニュージーランドでフリーランスで働く

今日やっと、のばしのばしにしていた確定申告をやっつけました。 ニュージーランドの確定申告は、前年4月~今年3月までの1年間の所得を、7月上旬の締め切りまでに、IRD(Inland Revenue)のウェブサイトの自分のアカウントにログインしてオンラインで申告する形です。 ニュージーランドで仕事をして20年以上になります。 うち7年間はサロン勤めも経験しましたが、常にフリーランス(自営)として仕事をして、その収入を自分で確定申告してきました。 私の職歴はちょっと変わっていて