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ばけものだあれ?

中学1年だか2年だか3年だか
とにかく、中学生の時に
「自分のおすすめの本をひとつ紹介する」みたいなことしなければならない時間があった

発表とか口頭で説明するのではなく、メッセージカードみたいなものに自分の名前と本のタイトル、感想を2行くらい書く感じだった
そのメッセージカードみたいなものを廊下の壁に展示?していた

「本」に関連していたので結構興味があって、確か全クラス分を読んで回っていたと思う
まぁほとんどの同級生の顔を名前が一致していないので
「誰が」何を読んでどう思ったか、よりは
誰が「何を」読んでどう思ったか、が気になってたと思う

その中で「へぇ!君がその本読むんだ!!」
って印象に残った本がある
作家とタイトルは知ってたんだけど、読んだことは無かった
その時は特に読む気も予定も無かった
で、その本を今読んでる

その作家の別の本は読んだことがあるのだが、その本に似ている
同一人物が書いているので当然、雰囲気とかは似てるんだけど大まかな設定も似てる
でもテーマが気持ち悪い
もしかしたら年齢によるかもしれないけど、多くの人間が痛いところをつかれるような
多分そんな感じ

小説を大量購入した時にふと、メッセージカードとその本のタイトルの存在を思い出したので、読んでみようという気になった

本のタイトルしか覚えていなくて、どんな感想がメッセージカードに書かれていたかは忘れた
流行っていた?作家だったし、目に付いたとか他人から借りたとか、近くにあったとか、そんな理由で読んでいたのかもしれない

そもそも2行くらいの感想なんて裏表紙のあらすじ読めばそれなりのことをかけるのだから、1ページも読んでいない可能性だってある

「なぜこの本を選んだのか?」
「読んだのなら、これを読んでどう思ったのか?」

聞いてみたいと思った
でも多分、今聞いても意味が無い
その出来事自体を本人が覚えている可能性も低いし、覚えていたとしても「あの時」聞かないとだめだったと思う

中学生の「ゆりあ」は一体何をやっていたんだ
まぁもうどうにもならないので、その本を最後まで読むことに専念しようと思う

よるのばけもの:住野よる


【本日のゆりあ】
これを書いたのは今日の昼頃
授業中に睡魔と戦いながら書いた
でも現在の「ゆりあ」はよるのばけものを全部読み終えた
これから相棒見る
眠すぎる

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