15・ボイスレコーダーを購入。モラハラ証拠集め。
前回の記事はこちら ↓
モラハラの証拠集めのために、USB型のボイスレコーダーを買ったけど、一度使ったきり、ずっと棚のおくにしまい込んでいました。
初めてボイスレコーダー使った日、夜中、夫に呼ばれた時にパジャマのポケットに入れて、スイッチをオンにしました。
オンにすると僅かですが赤いランプが着きます。外側からランプが透けて見えていないか気が気ではありませんでした。
それに、パジャマのポケットですから、何かの拍子にポロッと飛び出してしまいそうでした。
夫は、説教が終わると服を脱がせてくる事が度々ありました。
あれだけ詰っておきながら信じがたいのですが、そうでした。
そして、それは「説教からの解放」と、非常に短いですが「ハネムーン期」の到来を意味し、断ることは出来ませんでした。
その日もパジャマに手をかけてきました。
私は咄嗟に「自分で」と、ボイスレコーダーを落とさないようにポケットの部分をぎゅっと握りしめて、パジャマを脱ぎました。
夫は、私が自ら脱ぐと満足そうに笑っていました。
終わると、また慎重にパジャマを着ました。
あくる日、その時の音声を再生してみました。
あんなに小さい本体にどんな高性能マイクがついているんだ?!と驚くほど詳細に音声が記録されていました。
私は聞くに堪えず、すぐに止めました。
その音声を保存するかとても迷いました。
保存したって二度とこんな音声は聞きたくない。
でも証拠を残さなきゃ。
結論が出せませんでした。
バレるリスク、後から確認するときの自分に掛かる負荷。
その時の私にはどれもが耐えられなくて、そのままレコーダーを棚の奥にしまいました。
それから随分経った頃、出ていくことを決めたとき、そのボイスレコーダーが役立ちました。
その頃の私はもうオドオドして怯えているだけの私ではありませんでした。
なので、堂々とパジャマとエプロンに小細工をし(笑)、録音しました。
絶対に自分と子供達に不利な別居、離婚なんかしない・・・!!
そのボイスレコーダーにとれるだけとって、中身は別居してからゆっくり確認しました。
夫の暴言や、普段のぞんざいな話し方も採ることができていました。
詳しく聞くのはまだ勇気が足りなかったので、またしばらく保管し、弁護士さんをつけて離婚調停をすることになったとき、きちんと確認しました。
「裁判になったときの証拠として使えますよ」
と言ってもらえた時は、取っておいて良かった・・・!!と大きな安心材料になりました。
まだまだ未熟なnoteですが、サポートして頂けたら嬉しいです。私の体験談が少しでも誰かの勇気になってくれたら…!モラハラや離婚問題に苦しむ方のために、note投稿を続けていきたいと思っています。