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30歳女子、建築家。noteをはじめる。

好奇心と夢。

不思議な夢を見ることが多い私にとって、毎朝の目が覚めてからの時間は、夜中、頭の中に蓄積された無数のハテナとの戦いである。

『…ん?なんなんだ一体…』

私の朝イチの思考は、たいていこれだ。

色んなことをすぐに面白いと感じてしまう、旺盛な好奇心でのみ構成されている私の思考回路が、寝ている間に私の頭をハックして、夢として上映している。

内容はさまざまで、しょうもないものも多いが、なかには割とコンテンツ力が高いものもある。『おお…なんかいいものを見た』と、ほんのちょっと誇らしげな気分で起きることも、ごくたまにあったり。

日記は、数々の実験の記録。

こんな、とりとめのない夢やら思考やら願望をノートに書き留め始めたのが、2020年の秋頃。書き留めていると言っても、単に頭に浮かんだことを殴り書きにしているだけであるが。

自由と好奇心への欲望が人一倍強い私は、人生がとこに向かっているか正直わからないけれども、それを模索しながら右往左往している毎日がなんとなく、かなり楽しい。

だから、人生の向かい先をゆる〜く見定めていくためにも、思いついたことを片っ端からクリエイティブに実験していこう、という発想のもと、5冊目に突入したこのノート群を心の中で「実験日誌」と呼んでいた。

そして私は今、「この実験日誌を、オンラインプラットフォームnoteで書き進めていく」という新たな実験について、カチカチ書いているに至る。

好きな言葉は、見切り発車。

村田百合。1992年生まれの30歳。
東京大学で建築を学び、今は横浜の設計事務所で建築設計をしている。

実験noteを綴り続けることで、私の頭の中のお花畑が少しでも剪定され、アイデアが言葉になり、言葉が形となり、世の中との接点を増やしていくきっかけになればいいなーなんていう、淡い期待をしていたり、していなかったり。


【写真】巨匠たちを結ぶ軸 ©Yuri Murata


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