反自粛経営者のコロナ感染対策

ビジネスパーソンの皆さま、お疲れ様です。
今日は珍しく仕事の話をします。
コロナ関連のツイートは全然伸びず、それどころかフォロワーが減り続けるばかりなのですが、
私がこの2年半やってきた感染対策はかなり効果があったと自負しているのでまとめておこうと思いました。
思想を問わず読んでくれると嬉しいです。

身バレしそうなので適度にフェイクは入れていますが、私の生活環境は多分感染対策にかなり適しています。
なお、地域は東京都です。
【通勤】自転車/徒歩
【同居者】なし
【仕事内容】外回り/来客対応
【生活習慣】週3で飲みに行く/スーパーに行かない/満員電車に乗らない/マスクは顧客対応時のみ

コロナが流行ってからというもの、私自身の感染はどうでもよくても、
従業員が感染して待機を強いられるのは損失ですし、私に伝染されたと訴えられるのも小っ恥ずかしいとまず思いました。
このため、勤務体制の変更から着手しました。

①アルバイトの完全交代勤務導入
8時〜13時、13時半〜18時半の交代制を導入したところ、おそらく昼休憩の時間が無くなったので、アルバイトの社内の感染はなくなりました。
また、昼休憩を挟んで働くよりも時間を有意義に使えると好評でした。
交代制は一貫して非常に有効で、弊社ではアルバイト同士の感染は一度も起こっていません。

②正社員の時差出勤及び在宅勤務、出先でのテレワークの導入
外回りは会社に来ずとも直行または直帰を積極的に認めることで、社内の接触は激減しました。
ただし勤務時間が厳密でなくなった分、評価は完全に個人かつ成果主義になったため、チームとして仕事をしている意識は明確に薄れました。
コミュニケーションの取りづらさによる軋轢が生まれる原因にもなり、
一部のエースが高い売上を上げ、そうでない人のモチベーションが低下する結果になりました。

③屋外での会議()の推奨
②を受け、社内のコミュニケーションが失われる弊害は大きいと感じざるを得ませんでした。
かといって、これはコロナ関係なく、今時飲みニケーションで全てを解決しろというのも経営者としては芸がないので、
飲み会ではなく、会議を屋外で形式問わずで行うようにしました。
勿論業務時間にカウントします。
そして個人情報の出ない内容に限定しています。個人情報の出るような話は皆必要なのでほっといてもちゃんとやっていますから。
秘密の技術や解禁できない情報などがある業界と違い、不動産屋の会議なんて雑談の延長ですから場所はどこでもできます。
が、なくなってみれば、その雑談が本当に大事でした。

暑いとか寒いとか、環境が過酷な季節であればあるほど良いです。
屋外縛りがあれば早く終わりますから。
これは結果的に感染対策としては最高でしたし、業務のみではない話をするのに適していました。
会議が盛り上がりすぎて屋内での飲み会になだれ込むケースはありましたが、そこから先は知ったことではありませんからね。

④社用車の清掃の厳格化
早い段階で、社用車は感染源になりやすいのでは?と思いました。
多くの社員が乗り、かつ車の中では諸々のガードが緩くなるため、汚い手を舐めたり顔を触ったりする奴がいるとまずいなと。
なので清掃はチェックリストを作り、一人毎に必ずやるようにしていました。

⑤マイクの導入
近くに寄って話をする→飛沫が飛ぶので、会話を原則自席からのマイクとチャットに切り替えました。
やりとり全部全員が聞くことになるし、虐めや理不尽な詰めもなくなってとても良いです。

その他は従業員間で飲みや食事に行くこと、マスク、ワクチン、プライベート全て従業員の自由に任せています。
従業員間の飲みや食事は後で合意じゃなかったと言われても嫌なので、全て事前に可否を提出させています。
評価が成果主義なので否でも確実に不利益はないため、否の人も多いです。
今のところ合意の飲み会や昼食を共にした人同士以外での感染は弊社では起こっていません。

こういう感じなので、反自粛の馬鹿野郎から自粛していた人が感染した実例は弊社にはなく、自粛していた人が大抵家庭内から感染を拾ってきてランチで伝染してるなと思います。
ランチ禁止したら多分感染根絶できるけど、それを止めるのって普通に権利侵害だから経営者でも無理だよなーといつも思います。
従業員同士で結託されるのを恐れる経営者は、リスク犯してでもそういう交流を禁止するチャンスですけどね。

感染する人は全員気が緩んでるんだろうなと、まあ私は思ってます。
私はコロナ初期からめっちゃ緩んでると自覚してますけど、正直上記の対策すらやってない人が多いんじゃないかって。

こんな感じで反自粛で飲み歩いてても従業員から総スカンを食らうことなくコロナを乗り切ってきたので、思想問わず参考になれば良いと思って公開します。






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