服を選ぶ基準

社会人になってから、服を選ぶ時、ときめき以上に「職場で着れるかな？」って考えて選んできました。

家族で外食をする時、自分が食べたいもの以上に「旦那さんが好きなもの」「子どもがいても気兼ねなく過ごせるお店」を選んできました。

「ほしい」より、必要かどうか。コスパがいいか。

ずっとそんな思考を続けてきた結果、私は「自分が欲しいもの」が分からなくなった。
「何がしたいか」
「どうなりたいか」

とりあえず今、甘いものが欲しいとか、次の長期休みは旅行に行きたい、とか、近い未来は想像できても、もっと長い目で、人生レベルでやりたいことなんて考えてこなかった。

漠然と、子どもが成人したら仕事を辞めて「青年海外協力隊」（のシニアバージョン）に参加する、と思っていたっけ。

働き方を変えることは、生き方を変えることだな、と実感する。

勤めていた時よりも、もっと自由度高く人生設計ができるようになった！
そして、思いは実現することとか、理想の未来は過去の積み重ねで手にできるものではなく、未来からやってくるものだとか、これまでしっくりきてなかった話も手にすることができるようになってきた。

私の人生は思うようにできる！
思いのままに生きていける！

学生の頃、一目惚れした服をそのまま買い物かごに入れていたように。
私は再び自分の人生を取り戻す！