[初心者CBPの教科書Q-08]セッション料金はいくらにしたら良い?
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「セッション料金はいくらにしたら良いのだろう。」
「他の人がこのくらいの値段だから、自分はそれより少し低めのこのお値段で……。」
「他の人がこれなのに、自分がこんな金額なんてつけられない。」
とお悩みの方へ。
この記事は、私個人の考え方が特に強いお話にはなりますが、心がラクになる、なかなか良い見方だと思います。
とても感覚的ですが、もしよろしければ、ひとつの参考にしていただけたら幸いです。
金額=循環力。サービスの質の高さに対する対価ではない。
私は、
「セッション料金=自分のセッション約60分の価値」
と、時給のように考えるのではなくて、
「セッション料金=循環力=シェア力=アウトプット力=影響力=放出力=呼気の量=血流量」
と考るようになって、とてもラクになりました。
ボディートークの講座で学んだこと、
これまでの人生経験から学んだこと、
感じたこと、
感動したこと。
そういったものを、どれだけクライアントさんに引き渡せたか、です。
どれだけ放出できたか。
どれだけ伝え切れたか。
どれだけ出し切れたか。
どれだけ相手にシェアできたか。
つまり、
「どれだけ次の人にバトンをわたせたか。」
です。
バトンの方向は、
ジョン先生→依子先生→講師の方々→CBP→クライアントさん
です。
お金の方向は、
ジョン先生←依子先生←講師の方々←CBP←クライアントさん
です。
金額の高さとバトンの力は、その矢印の太さや数です。
この考え方でお金をとらえると、
「どれだけこの矢印のパイプを太くできるか。
自分が持っているものを次の人に渡せるか。」
に意識が行きます。
そうすると、
「上手に話せるかな。」
「こう言ったら変に思われないかな。」
「金額これで大丈夫かな。」
といった足元のことに、とらわれることが減ります。
視野が広く持てるようになるので、何十段階もレベルアップをして、はるかに素晴らしいセッションを創ることができます。
自分がお金をもらった分、相手のお金が減る、のではない。
お金も、知識も、循環しているものです。
局地的に見ると、
「あなたとクライアントさんの間で、知識とお金を交換している」
ように見えます。
ですが、より広い視野で見ると、
「あなたやクライアントさんを、知識とお金が通過している。」
です。
例えるなら、あなたは心臓。
お金は血液です。
受け取るためには、出す必要があります。
そして、出した分だけ流れ込んできます。
「自分のセッション約60分の価値と、お客様の○○円を交換する。」
と考えると、こういった考えが出てきやすくなります。
「自分のセッションを受けたら、クライアントさんのお金が減ってしまう。」
「クライアントさんの負担にならなように、できるだけ良心的な価格にしてあげた方が良いのではないか。」
「CBPのAさんは基礎講座しか受けていないのに、どうしてセッション料金を○○円なんて高い金額に設定できるの?」
という気持ちが出てきてしまいます。
「お金は循環している」
の考え方でいると、お金の流れの色んな部分に理屈が通り、心が穏やかでいられます。
とてもおすすめです。
お金を払うことが、自己愛や次の収入につながる。
クライアントさんで、特に、自分に対してお金を払えない方、お金が無い方には、
「適切な金額をいただく」
「お金を払わせてあげる」
というのは、とても大切です。
決して、
「お金を払わせてあげてるのよ。」
「もらってあげるのよ。」
という傲慢な意味ではなくて、
自分を大切にするトレーニングになるため。(自己愛)
お金を使うことで、クライアントさん自身の次の収入につながるため。
です。
下記の記事にも書きましたが、
「お金を払えない」
=「自分にお金を使えない」
=「自分を大切にできない」
=「自分がもらう側になったときに、お金を受け取れない」
になります。
自分にお金を払えない方は、自分を大切にするトレーニングをしていただくことが必要になってきます。
また、前の章で書きましたが、お金は出すことで入ってきます。
つまり、お金が無い方は、循環を作っていただくことが大切です。
それが後々の収入につながっていくからです。
また、嬉しいことをしてもらったら、人は何かをしてあげたいものです。
セッション料金が低すぎると、セッションの内容が素晴らしければ素晴らしいほど、
「こんな料金で良いの???」
と、クライアントさんを困らせてしまいます。
相手の「何かしてあげたい」という気持ちや、あなたへの感謝を、「適切な料金設定」としてちゃんと受け取ることも大切です。
(私は普段、Youtubeなどで素晴らしいコンテンツを発信している方に、
「こんな素晴らしいコンテンツを無料で見てしまって良いの?
この人に感謝料を送るにはどうしたらいいの?」
と、申し訳なく思うことがよくあります。)
「私の個人セッションを受けるための参加費。」
「セッション料金とは、○○である。」
という言葉があったとき。
あなたの場合、○○に当てはまる言葉は何でしょう?
私は、上記に書いたもの以外では、
「こういう価値観・知識を持つ私と、個別に会い、自分だけのセッションを受けるための参加費。」
「セッションを受けると、クライアントさんは素晴らしい未来を得られる。その道を切り開くトリガーとしての料金。」
などがあります。
これも、人それぞれだと思います。
ぜひ探して、ご自身が一番しっくりくるものを探してみてください。
胸にスッと入ってくるものが、きっとあります。
フィルタリング、自己防衛にもなる。
よく言われることですが、ある程度高めの料金を設定しておくと、自己防衛になります。
料金設定で、ある程度クライアントさんをフィルタリングをしておくのもおすすめです。
上級講座を受けたらお値段アップ?
「上級講座を受けたら値段アップ」
というのはよく聞きますが、私はこれは使いようだと思います。
自分の中で、
「特に他に目安が無いから、上級講座をどれだけ受けたかをセッション料金の指標にしよう。」
と設定するのなら良いと思います。
ただ、
「上級講座をこれだけ受けたら、自分はその金額を受け取る価値がある。」
と考えると、
「上級講座を受けていない今の自分は価値が低い。」
「あの人は基礎しか受けていないのに、どうしてあんなに高い金額を設定いしているの?」
という思考になりやすい気がします。
「上級講座を受けていなかろうが、自分のセッションには価値がある。」
という部分は忘れないことが大切です。
セッション料金は、自分がテンションが上がる金額。
長くセッションを続けるという意味で、セッション料金は、
「自分のテンションが上がる金額」
にするのがおすすめです。
「自分の全精力を注いでセッションをしているれど、いただくのはこの金額……。」
と気分が下がってしまっていたら、セッションを続けるほど、しんどくなってしまいます。
自分がセッションを続けていく上で足かせにならないような、価格設定にしましょう。
また、
「自分の気分が良くなる」
=「セッションに対する姿勢も高まる」
=「より良いセッションができる」
ということにも繋がります。
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