[初心者CBPの教科書Q-02]お金をいただくのが怖い。
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「セッション料金をいただくのが怖い。」
「自分がサービスを提供して、対価としてお金を受け取ることが怖い。」
「自分なんかがお金をいただくなんて、申し訳ない。」
という方向けのお話です。
[パターン1]自分がお金を支払うことに慣れていないから、受け取れないのかも?
お金を受け取るのが怖いのは、
「自分自身がお金を払うことに慣れていないから」
かもしれません。
例えば、受けたいと思っているセッションがあっても、
「13,000円か……高いなあ。」
と思って、普段受けていないとします。
その場合、自分がセッションをする側になったときに、つい、
「1回13,000円なんて、高いと思われてしまうのではないか。
「初回割引や、『効果が無ければ全額返金保証』といったことをしなければいけないのではないか。」
と、感じてしまうことでしょう。
他にも、普段からこういった感覚があるかもしれません。
お金を使うことが怖い。
欲しい物があっても「こんなことにお金を使っていいのかな」と思ってしまう。
もっと安く買う方法は無いか、もっと他の安いもので代用できないか、考えすぎてしまう。
物を買うときに「タダならいいのに」と思う。
勉強しても勉強しても、自分の能力が足りない気がする。
セミナージプシーになっている。
などなど。
このタイプの方は、
「自分が心地良くなること」
にお金を使うことに、苦手意識があるのかもしれません。
もしそうだとしたら、
「自分を愛すること」
「自分の心を満たしてあげること」
「自分を満たすことへの許可」
をしてみるのがおすすめです。
お金を支払うということは、支払い先がどこであれ、自分に貢ぐことになります。
13,000円を使って、自分にセッションを受けさせてあげる。
セッションを受けたい、という自分の希望を満たしてあげる。
といった感じです。
逆に、支払いを渋るということは、
「自分に貢ぐことを渋っている。」
とも言えます。
割引されないと買わないということは、
「もっと安い値段でなければ、自分に支払う気が無い。」
ということでもあります。
自分を満たすことに慣れたら、きっとお金を払いやすくなります。
そうすれば、自分がセッションをする側になっても、安心してお金を受け取れるようになります。
[パターン2]他人にあげてばかりで自分を犠牲しがちだから、受け取れないのかも?
「普段お金を支払うことはできているけれど、受け取ることができない。」
という方の場合。
(私はこのタイプでした。)
このタイプの方は、もしかしたら普段からこういった感覚があるかもしれません。
自己犠牲をしがち。
人の話を聞きすぎてよく消耗する。
スケープゴートという言葉にドキッとする。
人へのプレゼントには高いものを買えるけれど、自分には買えない。
BBQなどで、お肉を焼く係や片付けばかりをしていて、後の方になって「そういえばまだ全然食べてないな。」「お腹すいたな。」と気づく。
お菓子を食べるとき、つい周りの人に「食べる?」と配ってしまい、自分の分はいつも1.2個しか残らない。
その場合は、
「自分を大切にしてあげること」
「自分を最優先にしてあげること」
「自分の人生を自分でコントロールすることへの許可」
をしていただくのがおすすめです。
自分を大切にすることに慣れると、
「私は13,000円受け取って良い。」
という姿勢が、スッと入ってくるようになります。
また、
「これは受け取るトレーニングなんだ。」
と思うことにするのもおすすめです。
このタイプの方は、自分が苦痛を引き受けることに慣れている可能性があります。
それを逆手に利用して、お金を受け取る恐怖に挑んでみましょう。
単に初めてだから怖いだけ。
自分でサービスを提供してお金を受け取ることが初めてなために、恐怖や抵抗が出てくるのかもしれません。
その場合は、
「初めてのことだから、怖くなっているのだな。」
「初めて海外旅行に行く人が、緊張するのと一緒だな。」
と、怖くなっている自分を客観視します。
きっと少し心が柔らぎます。
「いただいた金額の分、全力で頑張らねば」と思うことにする。
先にお金をいただくことを決めてしまって、
「それだけお金をいただいたのだから、しっかり頑張らねば。」
と思うのもおすすめです。
今の自分に合わせて金額をいただくのではなくて、いただく金額に自分を合わせに行く感覚です。
心に負荷はかかりますが、より良いセッションをご提供することができます。
また早いスピードで成長することができます。
私は、最初は500円をいただくことさえ怖かった。
私も、最初はお金を受け取ることがとても怖かったです。
セッションをすることよりも、お金をいただくことの方が格段に恐怖でした。
ちなみに最初、私のセッションは60分500円でした。
ボディートークではなく、電話のカウンセリングセッションだったのですが、自分を奮い立たせて、やっとつけた値段が500円でした。
どうしてもそれ以上の値段をつけられませんでした。
申込みが入ったときに、500円という金額を見て震えていました。
その後、1000円、3000円、と徐々に値段を上げられるようになって、今では適正な価格でセッションができるようになりました。
怖いのはあなただけじゃない。大丈夫。
「他の人は当然のようにセッション料金を受け取れているのに、自分は怖くてできない。」
「そんなところでつまづいているのは、自分だけかもしれない。」
とお思いの方もいるかもしれません。
ですが、同じことを感じている方は、結構いるものです。
私の周りでもいらっしゃるので、その点は安心してください。
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