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【山口県】本州最西端の山口県で秋の絶景さんぽしてきた!

 大学生活最後の年に全国を旅する女子大学生がおくる、もっちーの47都道府県めぐり。今回の舞台は本州最西端に位置する山口県。古くから九州と本土を結ぶ海上交通の要衝として栄え、日本の歴史を変える転換点の舞台にもなった山口県。今回はそんな山口県で、歴史浪漫を巡る旅、そして秋の絶景を楽しむ旅に出かけてきました!

1 錦帯橋(岩国市)

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まず最初に訪れたのは、岩国市にある「錦帯橋」。岩国市を流れる清流・錦川にかかる錦帯橋は、日本三名橋にも選ばれています。五連のアーチが美しい木造橋で、昔ながらの伝統的な木組みの工法が特徴的だとか。

橋のたもとから見るとまるでメガネの淵のよう。反ったアーチ型の木造橋がとても綺麗でした。

実際に橋の下を覗いてみると…

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頑丈な組木の技法を眺めることができました。

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橋の上から背景の山並みを見るとこんな感じに!こちらの写真、よく見ると、岩国城がどこかに隠れているかも…🏯

2 防府天満宮(防府市)

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次に訪れたのは、日本で最初に建設された天神さま(天満宮)として知られる「防府天満宮」。学問の神様である菅原道真を祀った神社で、京都の北野八幡宮、福岡の太宰府天満宮とともに日本の三天神に数えられています⛩

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今回は、夕方の17時頃に参拝させて頂きましたが、夜のライトアップも素敵でした。境内でお参りをした後は、おみくじを引きました。出たのは「末吉」、改めて気を引き締めて生活していこうと思います(笑)。

3 瑠璃光寺(山口市)

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次は、山口の温泉地「湯田温泉」エリアから車で約10分ほどのアクセスに位置する、「瑠璃光寺」へ。瑠璃光寺は国宝に認定されており、日本三代名塔のひとつにも数えられています。檜皮葺の屋根と上に向かって細くなる美しいシルエットをした五重塔は山口県の中でもシンボル的な存在です。

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瑠璃光寺五重塔を近くで見てみるとこんな感じ!日本古来の建築様式の魅力を近くで感じることができます。山々をバックに遠くで眺めるのもいいですが、近寄って屋根の細かな造りだど細かな部分まで見るのもおすすめです。

4 秋芳洞・秋吉台(美祢市)

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次に訪れたのは、美祢市の観光名所「秋芳洞」「秋吉台」です。

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まず、秋芳洞は、総延長距離10kmを超える、日本で最大規模の鍾乳洞です。長い年月をかけて生み出された洞窟空間はとても神秘的でした!

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こちらの「百枚棚」は秋芳洞の見所の一つ。まるで棚田のような見た目のこちらは、「石灰華段丘」(せっかいかだんきゅう)と呼ばれるカルスト地形の一種で石灰分が皿状に沈殿できたものだそう。いや〜綺麗でした!

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次に日本の最大級のカルスト台地「秋吉台」へ。1955年に国定公園に、1964年に特別天然記念物に指定されているスポットで、草原の緑の上に白い石灰岩が無数に転がる360度の大パノラマが見所です!

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訪れた日はちょうど、雲ひとつない快晴で、石灰岩が作る雄大な景色を目の前で眺めることができました!

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地下には、石灰岩が誕生したおよそ3億5千年前にタイムスリップしたような気分を味わえる「時空トンネル」もありました!まさに、大地の歴史を存分に感じられる自然スポットです✨

5 元乃隅神社(長門市)

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次はこちら、長門市の観光名所「元乃隅神社」です⛩昭和30年に地域の網元さんに枕元に現れた白狐のお告げによって建立されたと言われる神社で、123基の鳥居が100m以上に渡って連なる景色が圧巻の絶景スポット!

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目の前に広がるコバルトブルーの海と朱色の鳥居のコントラストは本当に神秘的な風景でした🔮

6 角島大橋(下関市豊北町)

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そしてなんと言っても今回の旅の最大の目当てがこちら!山口県北西の端、下関市豊北町の「角島」と本土とを結ぶ「角島大橋」です。全長1,780mの真っ直ぐに伸びる橋を眺めることができるのは、角島の入り口にある「海士ヶ瀬公園」。

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なんとこの日は、日の入りが17:35ということで、ちょうど夕焼けと大橋のコントラストを眺めることができました🌇!鮮やかなオレンジ色の夕日とコバルトブルーの海による絶景は一生忘れません…。

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7 唐戸市場(下関市)

ここからはいよいよ、山口県最西端にある海峡のまち、下関を堪能していきます!🚢

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まずは、新鮮な魚を求めて、「唐戸市場」へ。しかしなんと、この日は休市!せっかく早朝5時に起きたので、朝の港をおさんぽしました🚶‍♀️市場の周りには下関の港の歴史を感じさせる史跡やモニュメントなどが多数置かれていました。下関といえば、ふぐで有名です。市場の近くにもふぐ料理のお店がたくさんありました🐡

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こんな綺麗な朝焼けも見れました…!

8 赤間神宮(下関市)

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下関といえば、源平合戦の舞台としても有名です。こちらの「赤間神宮」は、源平最後の争い「壇ノ浦の戦い」で敗れ、わずか8歳にして入水した安徳天皇を祀る神宮です。赤と緑、そして白を基調とした神宮は、まるで竜宮城のよう。境内には平家一門の墓や耳なし芳一の芳一堂などもありました。

9 関門トンネル(下関市)

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最後の目的地は、関門海峡をつなぐ、全長780mの「関門トンネル」です。トンネルの真ん中ほどには、山口県と福岡県の県境の標識があります。海底で県をまたぐなんて、ワクワクしますね!

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関門トンネル人道入り口(下関側)の近くにある「みもすそ川公園」には、下関戦争で使われた長州砲のレプリカも展示してありました!

【番外編・グルメ】

・瓦そば

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初めて食べてその美味しさに衝撃・感動を覚えたグルメがこちら!山口の名物料理「瓦そば」。「そもそも瓦そばって何?」という方のために簡単に説明すると「山口県下関市豊浦町川棚の郷土料理で、熱した瓦の上に茶そばを乗せ、その上に卵や肉が乗ったもの」のことを言います。今回は、その瓦そば発祥のお店「元祖瓦そばたかせ」の川棚本館へ伺いました。焼けてパリパリになった麺に、薬味のレモンともみじおろしをかけていただきます。茶そばの風味とかつおと昆布の出汁が効いた少し甘めのつゆが絶妙にマッチしてとても美味しかったです!山口に行くときには必ず食べたい一品です。

※元祖瓦そばたかせ:

・ふぐ

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そして山口に行ったら外せないのが「ふぐ」料理ですよね。下関では河豚のことを「ふく」と呼び、これは「福」にあやかり縁起が良いとも言われているそう!高級食材のイメージのふぐは、今回の旅では手が出ないと思っていましたが、道の駅「センザキッチン」では、フグの刺身が小パックでリーズナブルに販売されていたので、こちらを購入しました。肉厚で食べ応えのある刺身はまさに絶品でした。ふぐと一緒に購入した、あじのたたきも鮮度が高く、とても美味しかったです!

※道の駅センザキッチン

・長州どり

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最後にご紹介するのは、山口県の銘柄鶏「長州どり」を使った料理です。今回は、湯田温泉街にある「長州屋」で長州どりグルメをいただきました。焼き鳥はもちろん、唐揚げも絶品!適度な歯ごたえとジューシーさがクセになります。これはビールやハイボールも進みますね…。他にも山口の名物料理や地元食材を使用した料理が多数味わえるそうなので、山口グルメを堪能したい!という方はぜひ長州屋に行ってみてはいかがでしょうか?

※長州屋 湯田店

おわりに

ここまでご愛読ありがとうございます!いかがでしたか?

自然や歴史の溢れる山口県、過去にない旅のボリュームで、完全に魅力に引き込まれてしまいました。次回は今回行けなかった萩市に行ってみたいと思います!

今後も、もっちー47都道府県めぐりの旅レポを、お楽しみに!

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