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≪わたしごと21≫感性って

父親に感性感性と言われてきて、むしろ拒否反応を感じるくらいだった感性って言葉。今、感性ってなんだろうとか、漠然とでもやっぱり大事だよな、と思ったりする。

子供のときに感性と思っていたものは、例えば夕飯の盛り付け。さんまを何に入れて大根おろしを何処に置くかとか、差し色を入れるとか、突拍子もない盛り付けをしたりすると喜ばれた。創った陶器の器にネーミングのお題が出されたり、ビデオ撮影のアングルとか、食べたものへのコメントセンス。あんまりいちいち言うから、めんどくさい時もあった。

その当時私は、感性とは"人と違うアウトプット"と捉えていたように思う。

今感性とはと考えると、なんらかのアウトプットとは思うけれど、それは人と違うというよりも、どれだけ自分のコアに近いかかも知れない。琴線に触れるという言葉があるけれど、そのコアが弦だとしたら、そこから出る音色が感性なのかもしれない。その弦はひとそれぞれ違うから、よってそれは人と違うものになるのだと思う。

非認知能力の評価が言われているけれど、それはこの弦で受けたものを聴く能力そしてそれをアウトプットに発想する能力のような気がする。


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