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104_10/17 二郎は修行のよう

静粛な場だった。

雨で冷え込む日に、ラーメン二郎デビューを果たした。

何かとルールが厳しくて、静かにジッと出来上がりを待ち、必要なタイミングで麺やトッピングの注文をする。

鍛え抜かれた者だけが、こだわりのそれを言える。

そんな場所だった。


スタバのカスタマイズは手取り足取りで、なんて可愛いの…!!と思うほど。

もちろん、どうしますか?と聞いてくれたり、二人で来ているなら隣に座れるようにしてくれたり、肝心な部分は親切だった。

決して初心者や、女性に冷たい場所ではなかったけど、女性専用車に間違えて乗った男性がそそくさと下車をする様に、なんかすいませーん!って気持ちになった。

一方で、こういう行ってみたい/やってみたいことはどんどん繰り返すべしだとも。一緒にデビューしてくれた友とは、帰りに「他の店舗も行きたい」「持ち帰りでゆっくり食べるのが良さそう」と意見が合った気がする。テイクアウト続けてほしいな〜!筋が通り過ぎていて、その魅力に客が合わせる、門戸を広げなくてもいい、それが二郎なんだろうなぁ。

磨き抜かれた店舗運営とチームワーク、またばたきをせずに鍋をかき混ぜ、トッピングを施す姿、独特の曲線を持つ麺。おどろおどろしい?それは言い過ぎ?だけど、寺の修行僧から食事を提供して頂くような、なんだか厳かな雰囲気さえ漂っていた。そしてみんな狂ったように勢いよく食していく。この全てをもう見ないかもしれないと思って、目に焼き付けておいた。

でもこの時代だから、YouTubeで他店の様子、見れんのね。

お店によって味が違うらしいから、他のお店も体験したい。本店とか行ってみたいなぁ。

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色々少なめだから見栄え控えめ。

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