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【コロナ渦中日本へ一時帰国】一時帰国を決めたワケ

新型コロナウィルス感染症の影響が世界に広がり始めた3月。1月末にクモ膜下出血で入院していたおばあちゃんの容態が悪くなり、長くは生きられないとの連絡が家族から入りました。

すぐに帰ろうかと思ったものの、私が住むハワイー日本間の直行便は運休が続き、日本に入国時に14日間の隔離が必要ですぐには病院に駆けつけられない状況。医師からもあと14日間もつかわからないと言われていたため、帰国は諦めることに。

「もうおばあちゃんに会えないんだ…」って思うと、お世話になった記憶ばかりが溢れてきて仕事がなかなか手につかないこともあって。意識はないものの感謝くらい伝えたいのになぁと思いながら過ごす中、医師の予想に反して4月、5月、6月と月日を重ねるおばあちゃん。

「待っててくれているのかなぁ」と思うと、ハワイー日本間の直行便が再開して渡航のハードルが低くなってきたら一時帰国をしたいと考えていました。

そんな中、6月末で有効期限が切れるグリーンカード更新のタイミングに。規則通り期限が切れる3カ月前から書類をUSCISへ送ったものの、受理書が届かない…!

受理書にはグリーンカードの有効期限を1年延長する旨が書かれているのですっごく重要なんです。USCISに5〜6回電話で問い合わせても解決せず…グリーンカードと同じ効力を持つI-551スタンプを押してもらおうと、USCISのホノルルオフィスにアポイントをとることに。

家族に危篤状態の人がいることと受理書が届いていないことを説明すると、アポイントの日時と、おばあちゃんの診断書や関係を証明するものなど、提出必要な書類のリストがメールで届きました。

日本から診断書や戸籍謄本を取り寄せ、翻訳し、準備万端でオフィスへ向かった当日…。

「ご家族の状況は認められました。しかしまだフライトを予約されていないので、スタンプは押せません。助けにならず申し訳ありません。フライトを予約して5時間以内に戻って来られましたら、スタンプを押します」と担当者。


フライトの予約書は提出が必要な書類のリストになかったし、スタンプをもらって安心して渡航できる状況になったら予約しようと思っていたので、この回答にはかなり衝撃を受けました(笑)。


職場で上司と相談し、家族と話した結果、日本への飛行機を予約しUSCUSのオフィスへ戻ることに。無事スタンプは押してもらえたものの、「予約票はこちらでもらいます」と担当者にしっかりと保管されたので、キャンセルや変更はしない方が良いんだろうなぁって直感的に感じました。


と、いうわけで、一時帰国へ向けていろいろ準備をスタート。

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