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今回は子ども食堂のお話をしましょう😊

今回は、ボランティアで行っている【みなと子ども食堂】の事を書きたいと思います。
まずは、なぜ私の子ども食堂のボランテイア活動をする事になったのか、子どもへの思いを強くしたのかをお伝えします。
少々長いです。

数年前にベビーシッターをしておりまして、
指名をもらい、数年同じお宅の子供4人を見ていました。週4日6時間。もう1人のシッターと2人体制。
3歳半、3歳、1歳半の男の子と、6ヶ月の女の子。
それはそれは可愛くて可愛いくて、楽しみに行っていました。
子供たちも私を覚えてくれて、行けば抱きついてきてくれました。
お家は青山のど真ん中でビル一棟。
とても裕福なご家庭。
ここまではなんの問題もない。

ところがここからです。
お父様はお仕事が忙しいあまりに
部屋で動き回らないようにと子どもをゲージに入れっぱなし。
泣いても諦めて泣き止むので放っといてください。抱っこは癖がつくからしないでください。
子供テレビは癖になるので見せないでください。
どこにでも寝れるようになるために昼寝の時は電気をつけっぱなしにしてください。
ご飯はこれを与えてくださいと哺乳瓶🍼
え?💦
粉ミルクだけ??
なんとか説得してやっと買ってくれても全部レトルト食品…。

びっくりしました。
この親正気か?と思いました。

そう言われたけれど、抱っこしたり、子どもテレビ見て一緒に踊ったり、食事はアレンジしたり、おもちゃを持っていったりして
若干嫌な顔されながらも😝やりました。

お気づきと思いますが、
私が目の当たりにしたのはネグレクトでした。
愛情たっぷり注いでるつもりの
勝手な思い込みな親御さんのネグレクトです。
育児放棄です。

子供はアクセサリーのような扱い。
オムツを替えてもらってなかったせいで、子どもたちのお股はいつも真っ赤にただれてとんでもなく痛々しい…
あ、思い出したら泣きそう…

普段のコミニュケーションはなく、外で遊ぶこともなく、抱っこもほぼされず、泣いても放っとかれ、食事を楽しむ事を知らず。

子供たちは、名前を呼ぶと「はーい🙋‍♂️」とお返事はするものの、その他話すことができません。
何にも自分のことができないんです。
1番上の子が5ヶ月頃から見る様になって
月日が立ち、3歳半になりました。
とうとう、返事すらしなくなり、笑顔がなくなり、目も合わさず、言うことは無視、食事は投げ捨てる、噛む、ヒステリーを起こす。
他の男の子2人も、同じようになりました。
無感情、無関心、無表情の何にもできない子が完成していきます。
女の子も間も無くそうなると…
半端じゃなく切ない気持ちで、辛くて辛くて。悩みました。
もう1人のシッターといつも頭を抱え、真っ赤にただれたお股を拭きながら時には涙を流しました。

ベビーシッターは、親御さんに言われた通りにするのが決まり。
モノを言う権利はないんです。
だから、私は親御さんに言える立場を獲得するために保育士を独学で勉強をし免許を取ったんですけどね😊
それでも、その親御さんは
大きくなれば勝手にできる様になるので何もしなくても大丈夫です!の一点張りでした。
んなわきゃないだろ!と思いました。腹が立ちました。

生活環境と食事が与える子供への影響は
とんでもなく大きく、

それをきちんとしてあげることがどれだけ大切なのか。
大人は、子供を守ってあげなければならないんです。
彼らの、これからの人生の道標を作ってあげられるのは大人の私たちなんです。

私は、裕福な家庭で育ったわけではありませんが、いつも美味しい食事と年間行事などの楽しい思い出を
家族は一生懸命に愛情いっぱいに作ってくれました✨
今の私を作ってくれました。
お陰様で、美味しく食事を楽しみ、最高の仲間に囲まれて
彩り豊かな人生を送れています。
感謝しかありません。

話せなくなったあの子達には、
幼少期の大切な時を、愛情も食事の楽しさも何も知らない
胸が張り裂けそうです。

今でも度々子ども達を思い出します。
どうか、お友達と沢山お話しして、元気よく駆け回っていてほしい。
あんな子供を1人でも減らしたい。
食事を楽しめる人生を送って欲しい。
笑顔で遊べる環境を作ってあげたい。

そんな思いを長く抱いていた時に
子ども食堂を見かけたんです。
なんて温かい活動なんだろう!!
ここでお手伝いが出来る!

と思いました。

それがボランティアに通うようになり、子どもの食育の関心を深めた始まりです😊


今なら言えるのは、
ベビーシッターは、言われたことしかできないけれど
ネグレクトを見つけたらすぐに、児童相談所に電話するべし!っていう事。
あの時、すぐに児童相談所に連絡しなかった自分を悔いています。
子どもを守るのは私達👆🏼

そして、子どもに教育をする大人に、改めて、食への関心と、楽しく正しい知識をつけてもらいたく、
まず私自身学びなおして、食育インストラクターの資格をとる事にした
そうなったわけです😊



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