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『やさしさってなに?』あなたは優しい?どんな風に?

<『京都の心恵』のブログ>

優しい人、『優しい』って何でしょうか?
にんべんを抜けば憂いとなるのですから、なんとも意味深いようにも思えるのです。
 人が傷つくのを喜ぶサディストはやさしくはないでしょう。
さて、

「あなたはやさしい人ですか?」

そう問えば、心中ほとんどの人がはい、と答えるのではないでしょうか、たとえ、サディスト傾向の高い人でもです。
鬱病の方々は別として、
自分は平均以上と信じているという”平均以上バイアス”があるといいますが、多くの人が自分は優しい人間だと思っているのかもしれません。

そして、きっとおやさしいのでしょう。わたくしはそう思うのです。おやさしい。ある方は優しさの種を宿していらっしゃり、別の方は花が咲き実もなっていらっしゃる。
 たとえ、客観的に”やさしさ”なるものの数値が出たとして、とても小さいものであったとしてもおやさしいことにかわりはなく、さらには生涯を通じて、その数値は上下するのではないかと思うのです。
”やさしさ”、この性質を言い表した言葉はたくさんあり、人の数よりも多くあるのでしょう。

●優しさこそ、ほんとうの強さだ。(ジェームズ・ディーン)
●「相手に認められようとして見せるやさしさは本当のやさしさではない」(不明)

相手を想って身を引くのは「弱い優しさ」どんなことがあっても相手を守り抜くのが「強い優しさ」(わたなべいびー)
本当の優しさとは、自分から与えるのではなく、相手が求めてきたときに、さりげなく示すもの。あるいは、他人を許すこと(秋元康)

●さりげなく支えるのが本当の優しさ(中丸雄一)
●優しい言葉で説得できない人は、キツイ言葉でも説得できない(アントン・チェーホフ)
●がんばれっていう優しさもがんばらなくていいよという優しさも両方学んだ。(小林麻央)
●ほかの人にやさしくできる人は、感謝されなくたって、そうすることができるんだ。(ベンジャミン・フランクリン)
●優しさのない人というのは、相手ができないことを求める人です。(フランソワーズ・サガン)
●本当の優しさとは、相手を理解し、相手の心情を思いやる想像力を持つことです。(瀬戸内寂聴)
優しさ、礼儀、美しさや愛や尊敬を日本が失わずにいることを世界中が切望しています。(グレース・ケリーズ)
●何よりも明らかなのは、自分のことを大事にすれば、ほかの人にだって「敬意」と「やさしさ」、そして「寛大さ」をもって接することができるようになる、ということだ。(ナサニエル・ブランデン)

 少なくとも優しさには、相手がより陽の方向に動いてほしいという願いがあるようです。
 スマホを長時間したいという子供にそれをさせてあげることがやさしさではないことは明らかです。

 そして、やさしさには二つに分けられる。弱い優しさか強い優しさか。傷のなめあいのようなことが弱い優しさだとしても時には必要なこともあるのでしょう。それがとても尊いこともあるのでしょう。
ただ、強い優しさは、ナサニエル・ブランデンさんのおっしゃるようにまず自分のことを大事にするという強くしなやかな土壌があり、だからこそ見せられる敬意・やさしさ・寛大さなのかもしれません。そうすれば、にんべんがとれて憂いとなる事はないように思われます^ ^♡
 さらに弱い、強いは、白黒のようにきれいに2分のされるものではなくグラデーションとなってもいるのでしょう。

あぁ強い優しさを体現できているのかしら、自分自身をまず慈しめているかしら、そもそも優しさを見つけられているのかしら。大切な人に優しさを届けられるかしら!?

みなさま、今日一日充実されますように!
目標のある方は一歩でも前進されますように!心恵もがんばります。
本当に優しい人であれますように!

心恵より
『京都町屋在住作家』++++++++
<追伸>
恋は優しいものではないようです。

恋は優しいものではない。
激しく

荒々しく乱暴に人の心を揺らし、
茨のごとく人を刺す。
  Is love a tender thing? It is too rough,
  Too rude, too boist'rous; and it pricks
   like thorn.
  ― Romeo and Juliet

※フィクション上の人物です📚
目を通していただきありがとうございます^^☆

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