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マクロスプラス 感想

マクロスΔ劇場版ついでにマクロスプラスを借りたが、おれは劇場版しか見た事なかったんだな。OVAの冒頭に全く記憶がない。とゆうかマクロスプラスが全然記憶にないのではないか。ミサイルとガルドが潰れる記憶しかない。

マクロスプラスの初めての思い出は小6、夏休みに友達から「おれ昨日飛行機に乗った人が頭潰れるアニメ見たよ!グロかった。。」と聞いたのが初めてだった。第3次αをやってた身であるが、全く何のアニメなのか分からなかった。友達自身も分かっていなかった。当時の僕達はガンダムseedのジェネシスの描写に恐怖を感じるレベルであったので、世の中にはとんでもないアニメがあるんだなって思った。それがマクロスプラスとの馴れ初め。

もういつだったか分からないが、それがマクロスプラスである事を知り劇場版を見た。「ラスボスが地味な戦闘機とかありえんやろ。」それがその時の感想だった。初代ACEやってても同じこと事を思った。

6年前ぐらいかな、スパロボのBGMをYouTubeで聴漁ってる時に INFORMATION HIGH と出会った。何だこのテクノテクノしたBGMは、シンセサイザーの音に脳味噌が刺激され私はINFORMATION HIGHを求めた。何度も聞いた。脳味噌がチカチカする様なそんな昂り方。
カラオケでも歌った。友達が洋楽を歌ったら、「これほぼ洋楽だから笑」って言いながら。そして調べて分かった、マクロスプラスだと言う事を。そして気付いた、「あっ、おれ民衆じゃん。」

そんな感じで久々に借りたマクロスプラスの感想です。つたないですがよろしくお願いします。とりあえず掻い摘みながら。書いてきます。

1話
まず驚いたのが、ガルドゴアボーマン。若い頃めちゃめちゃ貧弱やん。肌の色も悪いし病人にしか見えんよ。頭に装置付いてる姿しか知らんから、こんなにも細いとは。やってくれる。
飛行機飛ばしはスタドラを思い出す。あれも回想で飛行機飛ばしてたよな、タクトの青春の起源。スタドラも男2人と女1人の三角関係が過去と今であったし、もしかしたらマクロスプラスに影響を受けてたのかしらね。作中でも4人の巫女が歌う事がキーポイントであったし。
それで今作のヒロイン、ミュン。この子は見た目がナデシコのエレナと被る。てか同じやろ。ちなみに白赤の風車もナデシコに見える。
あれ、YF-19一昔前のバトロイド顔やっけ。やっぱこの顔だせぇ。
シャロンのライブシーンは電子ドラッグやね。チカチカしてチカチカしてチカチカする。こんなライブシーンって分かってないで、INFORMATION HIGHだけでガチガチにキメられた私、これが現実になったらどーなっちゃうんだろう。よだれだらだらで働き蜂になってシャロンのためだに稼ぐのかな。それはそれで幸せかも。そこまで夢中になり続けられれば、たとえ現実じゃなくても。
2話
イサムの初大気圏突破。劇場版Fサヨナラを思い出す。なんかちゃっかり出てきたもんな。でもあれは大気圏突入後だったかな。なんにせよファンサービスに感動した。スパロボUXなんかは言うまでも無いけどな。
あっ、バトロイド顔がイケメンになった!これよこれ、かっくいいんだから!!
旧友のケイト。まじで誰だこいつ。意外と悪そう、なんか素振り見せたし。問題は夫よ。どっかで見た事ある思ったら、サクラ大戦の米田さんだわ。でかい米田さん。めっちゃスッキリした。
次に映ったシャロン誘拐するノイマン。これも見たことある様な顔。あれだ、ほぼグリザイアに出てきたロビーだ。ヤブイヌ小隊のオタク。こっちはすぐに出てきた。似たキャラ引っ張ってくれば全員揃いそう笑。
シャロンの自我の芽生。ミュンの潜在意識を元に行動を起こしていくスタイル。芽生にしてはしっかりと行動している印象。先に着くガルドからのラブホ搬送。そしてまさかの肉スプレー登場。ホットパンツ!!まあパテだよね。そしてベッドシーン突入、脱いだ靴に靴下、伸びる脚は、、イサムかい笑。完全にやられた。面白い。ここで抱かれたのかどうか後で分かるのかな?
バトロイド痴話喧嘩。またイサムがボロボロに。こんなにボコボコにされてたとは。からのミュン。まだラブホにおったんかい。笑わせにきてやがる。
3話
イサムの黒漬けから始まる。こんなに汚い回復液は初めて見た。ミュンはちゃんとお見舞いに来てくれて。この液体の粘度の高さ。
ガルド君すぐ記憶書き換えるやん。いろいろ裏でやりくりして、脳味噌ぎたぎたやん。
イサム脱走。森で出会った翼竜。夢追って夢と出会った瞬間やね。ポジティブなシーン。病院帰ったら見事な修羅場。だれも幸せになら過ぎて困惑。ジャズのなか殴り合い。かっこよき。そして明かされるライブの時のイサム。あれはシャロンの魅力が分からないんじゃなくて歌声に引っかかってたのか。気付かない伏線やわ。
にしてもケイトよ、疑ってごめん。イサムに伝えたりで普通にいい友人じゃん。ごめんね。見た目は可愛く無いけど。
どんどん成長するシャロン。AIのチップってのかな、機械のチップ(ブラックボックスの正面でしたが)がドアップになる描写って怖い。昔の朝アニメでもあったのよね、“不思議発見そーなんだ”みたいなやつ。あそこで恐怖を覚えてしまった。
金髪ちゃん、めっちゃ彼女してるやん。健気やね。泣けてくる。
防犯カメラはシャロンが監視してるのかなと思ったが、イサム監視するノイマンだったか。ミスリードの誘い方が上手いんだよな。そんで2人で地球へ。ただこねるメカニックっていいポジよな。
場所は地球へ。シャロン勝手に暴走するのかと思ってたけど黒幕おったんかい。
シャロンに明かされるイサム>ガルド。深層心理突き付けられるの嫌よなぁ。こっから狂乱の宴が始まる!とかいうありがちな台詞を吐きたくなる引き際でした。
4話
マーメイドシャロン。人を眠らせる。
遂にきたINFORMATION HIGH。神曲。彩色豊かなレーザーで脳裏に焼き付けられて溝を掘られる。頭蓋骨をレコードにされて無限再生させられるような、そんな曲。スパロボのBGMランキング3位には入るかも知れん。他はin the blue skyとかJのin my dreamとか。
自動防衛サテライト。こいつの再現ステージ、ACEで凄い苦戦した覚えがある。ここ出典だったのか。
仕組まれたシャロン、自我なのかプログラムなのか。見る限りでは仕組まれた上でそれを越えたシャロンの自我って流れかなと予想してたら、ここでもだよ。「あの人に会いたい。イサムに。だから貴方は邪魔。」おもしれぇんだ。自我じゃん。最高。
ガルドと早めの対決。熱いレスバ。腐女子に餌にされちまう。市街地戦で建物から顔を出して撃つYF-19。生き生きと、あっこれACEのOPで見たやつだ!って思っていざ見返してみたら、ACE3で似た様な瞬間があったけど再現って程でもなくてしんみりした。
和解。大人になったんだな。台詞回収。
乗っ取られたゴーストに人の意識。シャロンのイサムに対する返答でミュンの事を『白い塊』って表現したのがいいセンス。タンパク質だから多少はね。そんでシャロンの胸に飛び込むマージ。シンギュラリティの瞬間である。
シャロンの行動とイサムへの想い。矛盾しないのな、綺麗だな。まとまってんなぁ。
荒ぶるゴーストと対峙するYF-21。渋いなぁ。OVAだと体当たりで爆発なんか。別れの台詞の長さといい端的に渋くまとめてある。
最後はマクロス(に)アタックで決着。
Dedicated to you.Our future pioneers.
君に捧げる。未来を切り拓く者よ。って感じか?近い未来へのAIへの警鐘?それとも痴情のもつれは大変だぞって事?
だめだ、本当の最後の古くて安っぽい感じに笑ってしまった。人によっては台無しに感じるのでは無いか笑。

マクロスプラス面白いな。人に勧めるレベルである。つらつら書いてきたけど今度まとめよう。とりあえず劇場版も見返す。ガルドのカッコいいちりざまを見るんだ。

表紙はOVA3巻の表紙です。

ありがとうございました。おやすみなさい。

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